こんにちは、アヒージョ大好きカセです。
最近話題を呼んでいるスペインの名物料理アヒージョ。美味しいのはもちろんですが、見た目もお洒落でホームパーティーや友達のおもてなしにもピッタリ!今度のホームパーティーで出したらみんな驚いちゃうかも!
でもアヒージョって馴染みが無いし、何だか難しそう。折角作ったのに失敗したらどうしよう…、なんて心配になりますよね。
そこで今回はホームパーティーでアヒージョを成功させるためのコツをまとめましたのでご紹介します!この記事通りに進めれば間違いありませんのでご安心ください!
1. 道具を揃えよう!
まずはアヒージョを調理するための道具を準備しなければなりません。アヒージョはフライパンでも作れないことはないですが、オリーブオイルが沢山必要になるのでできれば避けたいところです。アヒージョの調理にはカスエラかスキレットが一般的です。どちらも調理した後に、そのまま盛り付け皿として使用できます。
どちらを使うにしても、アヒージョは大変な高温になっていますので鍋敷きを忘れずに!
カスエラ
本場スペインで使われている陶器、土鍋をカスエラと呼びます。直接火にかけることができ、オーブンOK、電子レンジOKというとにかく火に強い調理器具です。そのまま食卓に盛り付け皿としても使用できます。蓄熱性が高く、アヒージョを熱々の美味しい状態のまま維持してくれる働きがあります。
ただし、持ち手が小さく持ちづらいという大きな特徴があります。もちろん、大きな持ち手尽きの物もありますが少々値段が高くなります。アヒージョは高温の油煮ですので、この持ち手が小さいというのは個人的に気になります。
スキレット
カセオススメなのがコチラのスキレットです。鉄製の小鍋のことをスキレットと呼び、熱伝導率が良いため煮物料理に最適です。蓄熱性が高いため、アヒージョを熱々の美味しいまま長持ちさせてくれる効果があります。また、見た目がとってもお洒落なため、そのまま食卓に出しても違和感がありません。
ここ数年で大きなスキレットブームがあり、使いやすいスキレットが沢山流通するようになりました。手に入りやすいのは大きな魅力ですよね。
1~2人前のアヒージョを作る場合は、小タイプのスキレット(直径12cm~15cm、高さ約3.3cm)を使うと良いでしょう。
3~4人前のアヒージョを作る場合は、大タイプのスキレット(直径16cm~19cm、高さ4.3cm)を使うと良いでしょう。
2. 具材を決めよう!
次に重要なのが、アヒージョの具材についてです。アヒージョに使われる具材は主に魚介類や野菜などですが、「〇〇の具材は苦手な人がいないか」「〇〇の具材は近くのスーパーで手に入るかどうか」を事前に確認しておきましょう。特に、魚介類は季節よってはスーパーに置いていない場合があります。
むきエビ
最も定番のアヒージョメニューです。美味しさに加えて、見た目も華やかなのでオススメです。エビを一度下茹でしてから殻を剥き、オリーブオイルでさっと煮込みます。スーパーによっては売っていない場合もありますのでご注意ください。
イカ
こちらもアヒージョの定番メニューです。ただし、生のイカから捌く場合はそれなりに手間なので注意しましょう。スーパーによっては、その場で捌いてくれるサービスもありますので、探してみてはいかがでしょうか。
タコ
イカと並んで人気の高い食材です。エビやイカと違い、既に茹でた状態で売られていることが多いため、手間がかからない食材と言えます。煮込みすぎると身が固くなるので気を付けましょう。
マッシュルーム
野菜のアヒージョの定番メニュー。プリプリのマッシュルームがオリーブオイルとよく合います。そのまま入れると火が通りづらいため、一度ソテーすると良いでしょう。
ジャガイモ
エビ、マッシュルームに次いで人気の高い具材です。何といっても材料費が安く、手に入りやすいのが一番のポイントでしょう。味付けも簡単なので非常にオススメです。ただし、ダイエットや食事制限されている方には向かない具材です。
鶏もも肉
ワインやビールなどのお酒と一緒に出す場合には鶏もも肉のアヒージョがオススメ!。アヒージョにバゲット、赤ワインなんて用意したら高級ホテルのディナーみたいで盛り上がりますよね!
その他の具材について
定番6種をご紹介しましたが、その他のアヒージョ具材については下記の記事をご確認ください。
3.作り方を確認しよう!
難しそうに見えるアヒージョですが、実は作るのはとっても簡単。今回はエビのアヒージョを例にご紹介します。アヒージョは熱々のうちが一番美味しいので、友達が来てから作り始めると良いでしょう。
エビのアヒージョ 材料(4人前)
- エビ…16~20尾
- オリーブオイル…100ml(鍋の大きさによります)
- にんにく…2片(もしくは小4片)
- 赤唐辛子…2本(もしくは小4本)
- 塩…適量
- イタリアンパセリ…少量
オリーブオイルは鍋の大きさによって必要な量が変わります。「具材が軽く浸る程度」を目安に入れましょう。また、エビは尻尾が付いている物がオススメです。盛り付けた際のゴージャス感がアップします。
エビのアヒージョの作り方
1.エビをたっぷりのお湯と少量の塩で下茹でます。茹で上がったら殻をむき、背ワタを取ります。(ボイル済みのエビを用意している場合は省いてください。)
2.ニンニクを薄くスライスし、赤唐辛子は1本を四等分にカットします。イタリアンパセリをみじん切りにします。
3.カスエラ、もしくはスキレットを用意します。鍋にオリーブオイルと薄切りにしたニンニクを入れ、弱火にかけます。
4.オリーブオイルに細かい泡が立ち始めたら、カットした赤唐辛子を加えます。
5.ニンニクがきつね色になったら茹でたエビを加え、塩で味付けをします。
6.既に茹でてあるため、オリーブオイルでサッと軽く1~2分煮込みます。
7.全体にオリーブオイルが回ったら火から降ろし、イタリアンパセリを散らして完成です。
4.たこ焼き器でアヒージョパーティーをする場合の注意点
2015年あたりからたこ焼き器ブームが起こり、たこ焼き器でアヒージョを作るのが話題になりました。月9ドラマなどでもたこ焼き器アヒージョをするシーンがあり、「真似してみたい!」という人が続出しています。
しかし、たこ焼き器は本来のアヒージョ鍋と違い、底が浅いため、非常に油はねしやすくなっています。通常のアヒージョの感覚で作り始めると大変なこと(テーブルや机がギトギト)になりますので注意しましょう。
注意すべきポイント!
- 魚介類や生野菜は下茹でして、余計な水分を落とすこと!生で入れると油はねの原因になります。
- 具材表面の水分をしっかりとキッチンペーパーで拭きましょう!油はねの原因になります。
- たこ焼き器のくぼみにオリーブオイルを入れすぎない!具材を入れた時に溢れます。
- アヒージョは本来弱火で煮込む料理です。温度調節のできるたこ焼き器を選ぶこと!
- チューブおろしニンニクは使わない!普通のニンニクよりも水っぽく、油はねの原因になります。
- ミニトマトは一番油はねしやすい具材なので絶対に入れないこと!
- 事前にテーブルや床にシート・新聞紙を敷いておくこと!
- 汚れても良い服を着ておくこと!
どんなに注意してもたこ焼き器では油はねします!底が浅いから仕方ないんです!たこ焼き器パーティーをする場合は上記のことに十分に注意して臨みましょう。
より詳しい情報はコチラ⇒【たこ焼き器で作るアヒージョ】具材は何がオススメ?
まとめ
いかがでしたか。今回はホームパーティでアヒージョを作る際の4つの準備についてご紹介しました。
まず1つ目はアヒージョを作る道具を用意しましょう。鍋と盛り付け皿、両方の役割をこなせるカスエラかスキレットが人気ですが、私はスキレットがオススメです。
2つ目はアヒージョに使う具材を決めます。エビ、イカ、タコ、マッシュルーム、ジャガイモ、鶏もも肉などがオススメですが、魚介類は人によって好き嫌いがあるので事前に確認しておきましょう。
3つ目はアヒージョの作り方を確認します。作り方自体はとっても簡単なので失敗する心配はほとんどないかと思います。
4つ目はたこ焼き器を使ったアヒージョパーティをする際の注意点です。すごい勢いで油はねしますので、キッチンペーパーで食材の水分を拭き取っておくなどの事前準備をしっかりしましょう。