庭にワカメ!?イシクラゲが気持ち悪いので駆除剤を使ってみました

イシクラゲ駆除
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【この記事を書いた人】カセ
元調味料販売員。「お客さんに知ってもらうためには料理できないと!」という思いから料理を始めました。料理のレシピ、気付きなどを忘れないようにブログにメモしております。⇒【詳しいプロフィールはコチラ

いつもは料理のブログを書いているんですが、今回は自宅のお庭掃除になります。毎年毎年庭掃除をしていて気になるのが庭のワカメのようなもの!熊手で取っても取っても毎年生えてくるんですよね;;そこでコレは一体何なのか?どうやって駆除すれば良いのか?ということで調べてみました。その中で見つけた専用駆除剤を使ってみた様子も合わせてご紹介します!

カセ
庭に生えるワカメ、毎年毎年出てきて本当に厄介なんですよね~




庭に生えるワカメ、イシクラゲっていうそうです

庭にイシクラゲが発生

コチラが自宅の庭に毎年生えてくるワカメです。調べてみたらイシクラゲっていうそうです。完全に見た目はワカメなんですが藻類の一種なんだとか。特に被害があるわけではないんですが、毎年庭に生えてきて気持ち悪いし、滑って転んだら危ない、ということでどうにか駆除したいのです。

晴れの日のイシクラゲ

晴れの日はこんな感じでカラカラに乾いてます。まさに乾燥ワカメですね。ずっとこんな感じで乾いててくれれば目立たなくて良いんですが、雨が降ると上の写真みたいに大きく膨らみます。乾燥してる時に熊手でパパっと掃除したい所なんですが地面にピッタリとこびりついていて全然取れません。雨上がりの後に掃除すると、雨を吸って重いし、足元はビチョビチョになるし、ごみ袋も水気があって嫌な感じになるので何とも困った所です。

酢が効くと聞いて試してみましたがダメでした

イシクラゲに酢はあんまり効かない

まずネットで調べた所、苔類・藻類を枯らすには酢が効くとのことだったので試してみました。酢で枯れれば一番簡単ですしね。結果的には酢は枯れたり、枯れなかったりでかなりムラがありました。

どこにでも売ってる有名メーカーの食物酢をスーパーで購入してきて使用しました。結構な広範囲に撒くので最初は水で5倍ぐらいに薄めてスプレー容器(100均で買った物)に入れて撒いてみました。が、全然効果が無かったので次は2倍に薄めて撒いてみましたがそれでもダメでした。最後に酢を原液で撒いてみたところやっと枯れました。それでも枯れたり枯れなかったりムラがありました。イシクラゲが酢でヒタヒタになれば枯れるような感じでしたが、広範囲に撒く場合は酢の原液が大量に必要になります。安そうに見えてかなりお高くつくので何とも微妙な所です。

イシクラゲ専用駆除剤「コケそうじ」が効果的なんだとか

イシクラゲ専用駆除剤

実はわたし、昔造園資材を販売している会社に勤めていたのでそのころのツテでイシクラゲを枯らす除草剤を調べてみました。イシクラゲを枯らすには専用駆除剤「コケそうじ」が良いそうです。苔類・藻類の除草剤っていうのは色々あるんですがイシクラゲに効く種類は全然なく、この「コケそうじ」しか見つかりませんでした。苔専用除草剤ということで早速取り寄せてみました。

コケそうじについて詳しくはコチラ→コケ駆除剤コケそうじ

姉妹品の似ている商品があるので注意!

コケそうじ姉妹品

このページを見てくれている方が沢山いるみたいなので補足なのですが、コケそうじには姉妹品の「ゼニゴケ専用コケそうじ」という商品があります。「コケそうじ」と「ゼニゴケ専用コケそうじ」ですね。今回使うのは前者の「コケそうじ」です。

コケそうじ」はイシクラゲや苔類全般に良く効きますが、ゼニゴケなど一部の種類には効かないそうです。

反対に「ゼニゴケ専用コケそうじ」はゼニゴケやギンゴケに良く効きますが、イシクラゲには効きが悪いそうです。

パッケージ、商品名がよく似ているので間違えないように注意してください。しかもこれ、メーカーも同じなんだとか。なんでもっとわかりやすいように区別しなかったんだろ…

イシクラゲにコケそうじを撒いてみました

ということで早速イシクラゲに撒いていこうと思います。今回買ったのは500mlスプレータイプなので希釈する必要が無く、そのまま撒けるので簡単です。この他にも業務用濃縮2リットルタイプもあるそうなんですが、まずは慎重に500mlタイプにしました。

イシクラゲにコケそうじ散布

イシクラゲにコケそうじをプシュっと散布。効果があることを祈ります。

イシクラゲが黄色く変色

数日後に見てみたら黄色く変色していました。おお!効いているのでは!?

コケそうじ散布比較

横のイシクラゲと比較してみました。比較用に駆除剤を撒かないで放置していたんですが、はっきりと色の違いが区別できます。

コケそうじで黄色く変色した様子

写真ではわかりづらいかなと思ったのでコンクリートの上に並べてみました。駆除剤を散布したイシクラゲは黄色く変色していますが、散布していないイシクラゲは黒々としているのがわかります。すごい。

コケそうじを撒く際のコツ

コケそうじ散布のコツ

一緒に付いてきた説明書をよく読んでみたら大事なことが書いてあったので記載しておきますね。なんとイシクラゲがカラカラに乾燥している時に駆除剤を撒いてもほとんど効果が無いそうです。乾燥時はイシクラゲが休眠状態に入っていて、有効成分を吸収しないからなんだとか。雨が降ったあとや、水を吸った後のヌルヌルブヨブヨの時に駆除剤を撒くと良いみたいです。これ間違える人が多そうなので気を付けてくださいね!

また、イシクラゲは表面がヌメヌメしているから薬液を撒いても流れ落ちやすいそうです。イシクラゲに薬液がたっぷりかかるように多めに撒くと良いそうです。

当然ですが、薬液を撒いたあとに雨が降ると薬液が流れちゃうそうです。コケそうじを撒いてから24時間は雨が降らない日を選ぶと効果的だそうです。




まとめ

今回は庭に生えているイシクラゲを駆除してみました。色々試してみましたが、手作業で取るか、「駆除剤コケそうじ」を撒くのが効果があるのでオススメです。酢を撒くと良い、という話もチラホラ聞きますがイシクラゲに関しては効果が薄いのであまりオススメしません。

  • イシクラゲは藻類の一種!乾燥時はカラカラに、雨上がりにはブヨブヨになります。
  • 手作業で取るには大変ですが確実に効果があります。
  • 酢はあまり効果が無いのでオススメしません!
  • イシクラゲ専用駆除剤「コケそうじ」がオススメ!
  • コケそうじは乾燥時よりも、雨あがりの潤っている時に撒いた方が良いそうです!
カセ
今回は500mlスプレータイプを買いましたが、広い範囲に撒く人は業務用濃縮2リットルタイプが良いと思います。