サンドイッチに挟むチーズの種類【オススメはどれ?】

チーズ
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【この記事を書いた人】カセ
食品調味料販売に携わりながら、「お客さんに知ってもらうためには自分で料理できなきゃ意味がない!」の精神で料理を学んでいます。調理に関する気付きを日々発信しております。⇒【詳しいプロフィールはコチラ

こんにちは、調味料の販売をしながら料理の勉強をしているカセです。

サンドイッチに欠かせない具材といえばそう「チーズ」ですよね。まろやかでコクがあり、サンドイッチの味をグッと奥深いものにしてくれます。しかしチーズと言ってもその種類は沢山あり、どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。

そこで今回はサンドイッチに使われるチーズの種類と、その中でもオススメのものをご紹介します。

カセ
サンドイッチとチーズについて解説します

サンドイッチに使われるチーズは二種類ある

チーズは本当に沢山種類がありますが、製法により大きく二つに分けられます。

一つは日本でもお馴染みのプロセスチーズです。1種類、もしくは2種類以上のチーズを加熱して溶かし、乳化・成形したものを指します。チーズは本来発酵させることで味が変化していきますが、途中で加熱するため熟成が止まり、味が均一になります。熱を加えないものと比べて雑菌が少なく、品質が良く、保存性が高いのが特徴です。製造途中で、ナッツ、スパイス、ハーブなどで香り付けをするチーズもあります。

二つ目は牛、山羊、羊などから採れる原料乳を乳酸菌や凝乳酵素で熟成させた、自然由来のナチュラルチーズです。乳酸菌や酵母が生きており、個性的な味わいが楽しめます。また時間を置いて熟成させることで味も変化していきます。ナチュラルチーズはさらに細かく7つの種類に分けられます。フレッシュ(非熟成)タイプ、白カビタイプ、ウォッシュタイプ、青カビタイプ、シェーブルタイプ、セミハードタイプ、ハードタイプ

プロセスチーズについて

プロセスチーズ

日本やアメリカで広く普及しているのがこのプロセスチーズです。サンドイッチには、スライスチーズ、とろけるチーズなどが使用されます。

最初から薄くカットされていて、さらに一枚ごとに個包装されているため非常に使いやすく、忙しい朝のお弁当作りなどで重宝します。利便性、保存性に優れ、ナチュラルチーズと違って独特の生臭さが無いのも大きな特徴です。

ナチュラルチーズ

ナチュラルチーズ

昔ながらの製法で作られているため、非常に種類が多く、原料・作り方も様々です。プロセスチーズと違い、チーズ本来の味を楽しむことができますが、熟成度合いによって味が変化するため、一番美味しい食べごろを逃すと味が落ちる一方なので注意したいところです。

サンドイッチこだわり派の方に人気なのは、コチラのナチュラルチーズです。

白カビタイプ

チーズの表面に人為的に白カビを繁殖させて作るのがこの白カビタイプです。白カビがタンパク質を分解し、表面から中心に向かって熟成していきます。中の芯が無くなり、クリーミーになった頃が食べ頃。コクと香りが強いのが特徴です。

白カビタイプの代表的なチーズ

ブリ、カマンベールなど

白カビタイプと相性の良いパン

バゲット、カンパーニュ、ライ麦パンなどフランスパン全般とよく合います。

青カビタイプ

パセリのみじん切りを散りばめたような見た目が特徴の青カビタイプ。白カビタイプと違い、チーズの内側からカビが繁殖するため、内側から熟成していきます。独特の強い風味がありますが、食べ慣れるとクセが美味しく感じられます。

青カビタイプの代表的なチーズ

ゴルゴンゾーラ、ロックフォールなど

青カビタイプと相性の良いパン

ライ麦パン、カンパーニュ、ナッツ入りパン、ドライフルーツ入りパンなど

フレッシュタイプ(非熟成)

もともと農家で即席作られていたのがこのフレッシュタイプ。チーズ作りの原点とも言えるチーズです。他のチーズと違い、あまり日持ちがしないのも大きな特徴です。爽やかで少し酸味のある味になっています。

フレッシュタイプの代表的なチーズ

モッツァレラチーズ、クリームチーズ、フロマージュなど

フレッシュタイプと相性の良いパン

フレッシュタイプのチーズは種類により食感・味が大きく異なるため、相性の良いパンもそれぞれ異なります。モッツァレラチーズにはフォカッチャやチャバタなどがオススメ。クリームチーズやフロマージュはどんなパンにも合わせやすくなっています。

ハード・セミハードタイプ

ハード・セミハードタイプは山の保存食として食べられていたチーズです。長期保存が可能で、熟成期間により味が変化していきます。その土地ごとに生えている草や花、それを食べる牛の種類によっても味が変化するため、非常に奥が深いチーズと言えます。そのままでも美味しいですが、スライスしてサンドイッチやハンバーガーに挟んで食べる光景もよく見られます。

ハード・セミハードタイプの代表的なチーズ

チェダーチーズ、パルミジャーノ・レッジャーノなど

ハード・セミハードタイプと相性の良いパン

フランスパン、ドイツパンなど

シェーブルタイプ

山羊の生乳から作られているのがこのシェーブルタイプです。山羊乳の成分は人間の母乳に近く、ヨーロッパでは離乳食にも使用されています。他のチーズと違い、口の中に入れるとホロホロと崩れるような食感になります。フレッシュなものは爽やかな酸味があり、熟成させるとコクが出ます。

シェーブルタイプの代表的なチーズ

ヴァランセ、サント・モール・ド・トゥーレーヌなど

シェーブルタイプと相性の良いパン

ナッツやドライフルーツ入りのライ麦パンなど

ウォッシュタイプ

その名の通り、表皮を塩水やアルコールで洗いながら熟成させたチーズを指します。適度な湿り気を繰り返し与え、納豆菌のような枯草菌を繁殖させて発酵させます。匂いはきついですが、中身はねっとりしていて風味豊か。

ウォッシュタイプの代表的なチーズ

モンドール、マンステールなど

ウォッシュタイプと相性の良いパン

カンパーニュ、ライ麦パンなど

サンドイッチにおススメのチーズは?

ご家庭で作るサンドイッチはそのほとんどが食パンで作られています。そのため、一番のオススメは薄切りのプロセスチーズ(スライスチーズ、とろけるチーズなど)です。

チーズを切る手間が無く、個別に包装されているため、非常に作業しやすいのも特徴です。忙しい朝にもうってつけですね!また、チーズ独特の生臭さが無いため、子供も食べやすく、お弁当として持って行っても匂いに気を使う心配がありません。

カセ
作業性が良く、匂いが無いのが大きな特徴ですね

ナチュラルチーズの中では、チェダーチーズやクリームチーズ、モッツァレラチーズなどがクセが無くオススメです。チェダーチーズはよくチーズバーガーやティーサンドイッチなどで使用されているのを見かけると思います。クリームチーズは非常に柔らかいため、そのままパンに塗るようにして食べられます。モッツァレラチーズは薄切りにしてパンに挟んで食べましょう。オリーブオイルやトマトとの相性が抜群です。

※ただし、クリームチーズやチェダーチーズはプロセスチーズタイプの物もありますので、気になる方は買う前に表記をよく確認しましょう。

カセ
プロセスチーズと比べたらナチュラルチーズは日持ちしませんが、何より美味しいのが大きな特徴です。

チーズを使ったサンドイッチのレシピ紹介

ハムチーズサンドイッチ

ハムチーズサンドイッチ

ハムチーズサンドイッチの作り方

スライスチーズを使ったサンドイッチの代表的な存在、それがハムチーズサンドイッチです。ハム、チーズ、レタスを挟むだけの簡単レシピ、しかし一度食べ出すと止まらない後引く美味しさです。

トマトのブルスケッタ

トマトのブルスケッタ

トマトのブルスケッタの作り方

クリームチーズを塗ったバゲットに、オリーブオイルで和えたトマトを盛り付けたお洒落な一品。味ももちろん美味しいですが、見た目も可愛いのでホームパーティやおもてなしなどに最適です。

まとめ

いかがでしたか。今回はサンドイッチに使われるチーズの種類と、その中でもオススメの物をご紹介しました。製法により、プロセスチーズとナチュラルチーズの二種類があり、日本ではプロセスチーズが普及しています。手に入りやすさ、作業のしやすさからプロセスチーズを使ったサンドイッチがオススメです。ナチュラルチーズの中ではチェダーチーズ、クリームチーズ、モッツァレラチーズがクセが無くオススメです。

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