こんにちは、サンドイッチ大好きカセです。
サンドイッチを作っていて「パンの耳が綺麗に切れない…」と悩んだことはありませんか?私はしょっちゅうあります。お弁当などに入れる場合は、耳を綺麗に落としてキッチリ包みたいですよね。でもパン耳って先に切り落とせばいいのか、それとも後から落とせばいいのか、どっちがいいのかはっきりしませんよね。
そこで今回はサンドイッチのパン耳の綺麗な切り方についてご紹介します。
パン耳は落とすべき?残すべき?
まず考えなければいけないのは、パン耳を切るか?残すか?というところでしょう。
これはほとんど好みで決めていただいて構いません。パン耳を残すとボリュームたっぷりに、耳を落とすとあっさりと軽く食べられます。「切るのが面倒」という方も残してしまって良いでしょう。お年寄りなどは「固くて食べづらい」とパン耳を落とす方が多いように感じられます。
しかし、サンドイッチの種類によってはキッチリパン耳を落とさなければいけません。具体的にはティーサンドイッチやクラブサンドイッチなどです。特に、ティーサンドイッチは見た目の可愛さ・お洒落さが非常に重要なので必ずパン耳を切り落としましょう。
パン耳は基本的に具材を挟む前に切りましょう
具材を挟む前にパン耳を落とすようにしましょう。具材をパンで挟んでしまうと、時間の経過とともに具材の水分がパンに移りベチャベチャになってしまいます。(レタス、トマト、キュウリ、ケチャップの水分など)そのため、できるだけ具材を挟む前にパン耳を切り落とすのが望ましいです。
パン一枚ずつ耳を落とす
包丁の切れ味が悪い(専用包丁でない)時は一枚ずつ切ると良いでしょう。厚さがほとんどないため切りやすく、パンを潰さずに綺麗に切れます。ただし、時間がかかるうえに、上下のパンで形が均一にならないことがあります。
パン二枚ずつ耳を落とす
包丁の手入れがしっかりしてある場合はコチラの方がオススメです。作業効率も良いですし、二枚ずつ切ることで上下のパンの形が均一に揃います。
パンを四枚以上重ねて耳を落とす
サンドイッチを大量に作る、パン屋さんやホテルなどではこの切り方になります。ただし、パンを沢山重ねて切るため、刀身の長い専用パン切りナイフが必要になりますし、何より慣れも重要です。
長いパン切りナイフが無い場合は、この切り方は避けましょう。パンが潰れてしまう恐れがあります。
パン耳を綺麗に切る方法
まずパンを軽く手で押さえます。包丁の刃を入れたら、のこぎりのように前後に引いて切りましょう。波刃のウェーブ型パン切りナイフを使っても良いですが、よく研いである平刃の薄型ナイフでも良く切れます。
ウェーブ型と平刃型どっちを使えばいいの?
パンと言えばウェーブ型のパン切り包丁が一般的ですが、必ずしもこれが良いという訳ではありません。波刃のパン切りナイフはパンを一斤ごとに切るように作られているため、刀身が20~30cmと非常に長く作られています。サンドイッチのような細かい作業が必要になる調理では、パン切り包丁は長すぎて使いづらく感じられます。
そこでオススメしているのは平刃型の小ぶりなナイフです。パンを一枚ずつ、二枚ずつ切る場合にも作業しやすいですし、そのままトマトやキュウリ、ベーコンを切ることもできます。また、波刃はその特殊な形状から手入れ(研ぐこと)ができませんが、平刃は簡単にお手入れができて長く使えるのもポイントです。
オススメのサンドイッチ専用ナイフ
カセオススメは「サンドイッチ専用ナイフ」です。長すぎず、短すぎない刃渡り16cmの平刃型で細かい調理にも最適です。刃がパンに吸い込まれるようにスッと入っていくので気持ちいいです。
自宅で10年ぐらい使っていた万能包丁からサンドイッチ専用ナイフに切り替えたら驚くほど良く切れるにようになり、「早く替えておけば良かった…」と後悔したのも良い思い出です。
安い食パンだと耳が切りづらい?
市販の食パンにも切りやすい物、切れづらい物があります。具体的に言うと、安い食パンほど生地の目が粗く包丁の刃が通りづらくなります。逆に、高い食パンだと生地がきめ細かく、包丁を入れてもスッと切れます。
ホームパーティや友達のおもてなしに出す際には良いパンを選ぶと、断面が綺麗に切れるのでオススメです。
まとめ
いかがでしたか。今回はサンドイッチのパン耳の綺麗な切り方について解説しました。基本的には具材を挟む前にパン耳を落とすようにしましょう。具材を挟んでしまうと、具材の水分(レタス、トマト、ケチャップなどの水分)がパンに移り、べちゃべちゃになってしまう恐れがあるためです。
できるだけパン一枚ずつ、もしくはパン二枚ずつ重ねてパン耳を落とすようにしましょう。パンを重ねるほど耳が切りづらくなりますので、できれば二枚までが良いでしょう。沢山重ねて切る場合は専用パン切り包丁の使用をオススメします。
ご家庭のサンドイッチ作りの場合は、沢山パンを重ねることがあまり無いため、波刃型のパン切りナイフよりも平刃型ナイフの使用をオススメしています。
また、安い食パンだと生地の目が粗く、刃を入れても通りづらいのですが、高い食パンだと生地がきめ細かいため、包丁を入れてもスッと切ることができます。ホームパーティなどでは高い食パンを選ぶと良いでしょう。