チャーハンには鉄製の中華鍋が良い?それともフライパン?

中華鍋
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【この記事を書いた人】カセ
食品調味料販売に携わりながら、「お客さんに知ってもらうためには自分で料理できなきゃ意味がない!」の精神で料理を学んでいます。調理に関する気付きを日々発信しております。⇒【詳しいプロフィールはコチラ

よくチャーハンを作る際に「パラパラのチャーハンが作れない…」というお話を聞きます。お家のフライパンでは熱が伝わりにくく、本格的な中華鍋の方が上手く作れるんじゃないだろうか、と誰しも一度は思ったことがあるはずです。そこで今回はフライパンと中華鍋のそれぞれの違いと、どちらがチャーハンに向いているのかをご説明いたします。

チャーハンを作る際はどっちのフライパンが良いの?

ズバリ最初に結論を言ってしまうと、ご家庭では中華鍋の方がやや向いていますがそんなに違いはありません。その理由はコンロの火力にあります。本来中華鍋は、火力の高い飲食店のキッチンでの使用を想定されており、高温をそのまま食材に伝えやすい鍋となります。よくテレビなどでチャーハンを華麗に振りながら炒めていますが、あれは火力の高いコンロだからできる技です。ご家庭のキッチンで鍋を振ると、コンロから離れた瞬間にすぐに温度が下がり、食材に均一に熱が伝わりません。鍋を火から離さずに炒めた方が良いのです。ただ、やはり底が深くて熱が伝わりやすい中華鍋の方がやや向いていると言えるでしょう。ですがそこまでシビアになるほどの違いはありません。

中華鍋の利点

中華鍋にもいろいろな素材がありますが、最もメジャーなのは鉄製の中華鍋です。熱が素早く均一に伝わり、かつ油にも馴染みやすいのが特徴です。食材を炒める際に、高温で水分を飛ばし、均一に熱を伝えることができます。しかし、火力の低いご家庭のキッチンでは実力を発揮しづらいのが難点。通常のフライパンよりも底が深いため、チャーハンを炒めやすいのがポイント。

フライパンの利点

ご家庭で大活躍するフライパン。昔は鉄製のフライパンも多くありましたが、近年では表面加工したフライパンが主流になっています。フッ素加工やテフロン加工が施されており、具が表面にこびりつかないのが特徴です。

まとめ

プロの現場では中華鍋の方がチャーハン作りには向いていますが、ご家庭のキッチンでは火力が弱く鍋を振るとすぐに熱が逃げてしまうため、中華鍋でもフライパンでもそこまで大きな差はありません。熱の伝わり方や底の深さで考えると、やや中華鍋の方が向いているといったところでしょうか。