アヒージョの隠し味には何を入れればいいの?

エビのアヒージョ
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【この記事を書いた人】カセ
元調味料販売員。「お客さんに知ってもらうためには料理できないと!」という思いから料理を始めました。料理のレシピ、気付きなどを忘れないようにブログにメモしております。⇒【詳しいプロフィールはコチラ

こんにちは、調味料の販売をしながら料理の勉強をしているカセです。

見た目がお洒落で、味も美味しいアヒージョ。自宅の晩酌用に、またおもてなしにも最適な一品として最近話題になっています。でも、アヒージョを作ってみたけど味が中々決まらない…。他の皆は隠し味に何を使っているの?と疑問に思いますよね。

そこで今回は。アヒージョを16種以上作ってきた私カセが、アヒージョにオススメの隠し味をご紹介します。

カセ
他の方がどうやって美味しいアヒージョを作っているのか気になりますよね。




アヒージョの隠し味

アヒージョに入れる隠し味についてご紹介します。

アンチョビ

アンチョビ

アヒージョに入れる具材としてしばしば話題になるのがアンチョビです。基本的にはアンチョビを入れないのが主流のようですが、入れた方が好き!という方もいるので隠し味とさせていただきました。

アンチョビはご存知の通り、カタクチイワシを塩漬け・オイル漬けにしたもので、地中海沿岸でよく使用されている食材です。塩辛さに加えて独特のクセ(臭い)があり、苦手な人はとことん苦手な食材と言えます。パスタやピザに使われるのが一般的。

アヒージョに入れる場合は?

一般的にはアヒージョ2~3人前に対して、アンチョビ1缶(イワシ2~3枚ほど)を入れるのが目安とされています。アンチョビを包丁で叩き、ペースト状に刻んでからオリーブオイルに入れましょう。アンチョビ自体の塩気が強いため、後から入れる塩の量は控えめにすると良いでしょう。

カセ
アンチョビは好みがはっきり分かれますので、事前に食べる人に確認をしておいた方が良いでしょう。

有頭エビ・海老ミソ

エビ

エビのアヒージョを作る場合は頭ごと入れるのもオススメです。本場スペインでは普通は頭を入れないので、これは日本式と言えますね。エビのミソを一緒に煮込むことでオイルと良く溶け合い、風味とコクがグンと増します。良いエビが手に入ったら是非試してみてはいかがでしょうか。

アヒージョに入れる場合は?

まず、エビの身と頭を切り離します。エビの頭にある角を持ち、外側の固い殻ごとひきはがします。頭の内側、柔らかい所だけになったら身と一緒にオリーブオイルで煮込みます。固い殻をむいてあるため、頭もそのまま食べることができます。

カセ
有頭エビは値段が高いのが悩ましいポイントですね…。

味が薄い、水っぽいという方に

えびのアヒージョ

隠し味とは直接関係が無いのですが、アヒージョの味が薄い、水っぽいとお悩みの方はまずコチラの記事をご確認ください。

アヒージョが水っぽい、味が薄いのは何が原因?

上記の記事でもご紹介していますが、生の海鮮具材や冷凍品をそのままオリーブオイルに入れると水が溶けだして味が薄くなってしまう場合があります(水分の多い野菜も、そのままオリーブオイルに入れると水っぽくなってしまいます)。そこで、これらの具材は必ず一度お湯で下茹でしましょう。余計な水分が抜けます。

下茹でしたら、加熱したオリーブオイルでサッと和えるような感覚で2~3分軽く煮込むと良いでしょう。オリーブオイルで煮込むのではなく、あくまでも香り付けをイメージして和える感覚です。

カセ
水っぽいとお悩みの方は是非こちらを試してみてください。




まとめ

いかがでしたか。今回はアヒージョに入れる隠し味についてご紹介しました。

最もメジャーな隠し味と言えばアンチョビになりますが、クセが強く好き嫌いがハッキリとわかれる食材になりますので気を付けましょう。

エビのアヒージョを作る場合には有頭エビもオススメです。エビ味噌からダシが溶けだして風味がより豊かになります。頭を切り離して、身と一緒に鍋で煮込みましょう。

また、燻製の香りを簡単にプラスできる「燻製オリーブオイル」もオススメです。かけるだけでお店のような上品でお洒落な味に早変わりします。ただし、熱を加えると香りが飛んでしまうので仕上げにサッとかけるのが良いでしょう。

アヒージョのレシピについてはコチラをご確認ください→美味しい人気アヒージョレシピ【まとめ】