いつもは料理の記事を書いているのですが、今回は「自宅を掃除してみた」記事になります。玄関タイルって表面がデコボコしているせいか、隙間に黒ずみ汚れが溜まって中々落ちないですよね。玄関と言えばお家の顔ですし、お客さんによく見られている場所。ピカピカの綺麗な玄関にしておきたい!って思いますよね!今回はしつこい黒ずみ汚れを業務用洗剤を使って綺麗にしたので、その様子をレポートしていきます!
そもそも玄関タイルの黒ずみ汚れの原因は?
そもそも玄関タイル黒ずみ汚れの原因はなんなんでしょうか?実はこれ、泥水が流れ込んで固まってしまった物なのです。雨の日に泥水がタイルにかかる→晴れの日に乾燥して固まる、を繰り返してしつこい黒ずみ汚れになっていくのです。
特に表面がデコボコしているタイルに黒ずみが付きやすく、反対にツルツルしていて凹凸の無いタイルには黒ずみ汚れが付きにくいのが特徴です。
玄関タイルの掃除には何がオススメ?
ということで玄関タイルの掃除方法を色々調べてきたのでまとめておきます。
デッキブラシ【オススメ】
最も簡単で確実なのがブラシで擦る方法でしょう。ナイロンブラシを選べばタイルを傷める心配もありません。(金属ブラシはタイル素材によっては傷める恐れがあるので注意してください。)ただ、タイルを擦るのに力が必要なのと、しつこい汚れは落としにくいのが欠点です。
研磨剤、メラミンスポンジ【オススメではない】
研磨剤の粒子や、固いスポンジで汚れを削り取るのがこの方法です。ツルツルした素材には効果があるのですが(トイレの便器や浴槽など)、凹凸のある玄関タイルにはあまり向きません。なぜなら、デコボコの細かい隙間まで擦ることができないためです。ツルツルしたタイルには効果があると思いますが、基本的にはオススメできません。
市販洗剤【オススメではない】
タイル用の市販洗剤はほとんどの場合アルカリ性洗剤になります。アルカリ性洗剤はカビやコケ、皮脂汚れ、油汚れには強いのですが、泥汚れには全く効きません。(泥はどちらかというと石材・鉱物に近い物質になります)そのため、アルカリ性の市販洗剤はオススメできません。
業務用の酸性洗剤【オススメ】
そこでオススメなのが、業務用の酸性洗剤です。凹凸にこびり付いた泥汚れを浮かして落とすことができます。(トイレの酸性洗剤などでタイルを洗う方もいらっしゃいますが、専用洗剤ではないためタイルを傷める恐れがありますので避けましょう。)
ただ、業務用洗剤は毒物劇物指定(洗浄力と毒性が強い)の物があるため選ぶ際には注意が必要ですが、今回は毒物劇物ではない普通物の酸性洗剤ザウルス2000を探してきましたのでコチラを使用します。
タイル業務用洗剤ザウルス2000
今回使用するのがコチラの業務用洗剤ザウルス2000です。市販のアルカリ性洗剤では落ちない、タイルの黒ずみ汚れ専用洗剤となります。清掃専門業者様が製造しているプロ向けの洗剤となり、酸性の薬液で泥汚れを浮かして落とします。プロ向け洗剤ですので、デパートやテーマパーク、ホテル等の汚れが許されない現場でのタイル掃除に使用されています。
さらにザウルス2000は毒物劇物ではない、普通物の洗剤ですので私のような一般人でも安心して使用できるのが嬉しいポイントです。(毒物劇物は販売店さんに断られたので泣く泣く諦めました。)
いよいよ玄関タイル掃除をしていきます!
それではいよいよ玄関タイル掃除をしていきます。今回そうじするのがコチラの自宅の玄関になります。
コチラがカセ家の自宅玄関になります。元々白いタイルだったんですが、時間が経って黒ずんでいるのがわかります。真ん中の丸い汚れはマットが敷いてあった跡になります。表面がテカテカしているのは事前に水を流して洗ったからです。簡単にブラシで擦るだけでは黒ずみ汚れは落ちませんでした。
タイル汚れをアップで撮った写真になります。タイルの凸凹に泥汚れがこびりついているのがわかります。
事前にタイルに水を撒いておきます。ザウルス2000は効果が強いため、素材によってはそのまま撒くとタイルを傷める恐れがあります。そのため、一度水を撒くことで表面を保護します。
ザウルス2000を刷毛を使って塗っていきます。これが一番薬液の節約になります。スプレー容器に入れて散布もできますが、酸性洗剤ですので目や口、鼻に入ると大変危険です。できれば刷毛を使って塗りましょう。また、酸性洗剤なので金属容器にいれると腐食するそうなので注意が必要です、ポリ容器が良いそうです。
ザウルス2000を塗って1~2分置いたらそのままブラシで擦って汚れを落とします。薬液を塗ったまま長時間放置するとタイルを傷める恐れがるため注意しましょう。
掃除の途中経過です。左側がザウルス2000で掃除した場所、右側が洗剤無しの場所です。左と右で明らかに汚れの落ち方が違うのがわかります。あんなにしつこかった黒ずみ汚れが綺麗に落ちて感動です!
ザウルス2000を使って掃除した後の様子がコチラになります。掃除前と比べて黒ずみ汚れが綺麗に落ちているのがわかります。元の綺麗な白色のタイルになって大満足です。
掃除前と掃除後の比較
ちょっとわかりづらいかなと思いましたので、掃除前と掃除後の比較写真もご用意しました。
掃除前は白いタイルに黒ずみ汚れが付いており見苦しかったのですが、掃除後は綺麗な白色に戻りました。これならお客さんに見られても恥ずかしくない玄関と言えますね。
タイルをアップにすると凹凸に黒ずみ汚れが溜まっているのがわかりますが、これもザウルス2000で綺麗になりました。細かい隙間に付いた汚れは全然落ちなかったんですが、流石専用洗剤のパワー!といったところでしょうか。
ハウスクリーニングに依頼するのもアリ
「酸性洗剤を使うのはこわい…」「失敗しそう…」と不安な方もいると思います。そんな場合はハウスクリーニングに依頼してみるのもアリだと思います。プロが掃除してくれるわけですから、「失敗しない」「綺麗になる」というのは魅力的ですよね。
オススメなのは【ハウスクリーニング110番】さんです。ネットから申し込むことができますし、日本全国どこでも対応してくれるのでとっても便利です(この辺がオススメしやすい理由です)。ネット経由のハウスクリーニングでは最大手なんじゃないでしょうか。また無料で見積りしてくれるので、とりあえず値段だけ確認してみるのも良いかもしれません。
まとめ
今回は玄関タイルに付く黒ずみ汚れを落とすために業務用洗剤を使って掃除した様子をレポートしました。
- タイル黒ずみ汚れの原因は乾燥した泥汚れ!雨水と一緒に流れてきた泥水がタイルの凹凸に入り込み乾燥することで厄介な黒ずみ汚れになります。
- タイルに凹凸があるためブラシ、研磨剤、メラミンスポンジでは隙間の泥汚れまで落とせない。これが黒ずみ汚れが厄介と呼ばれる原因です。
- 市販の汚れ落としはほとんどがアルカリ性のため、泥汚れを落とすことができない!アルカリ性で落とせるのはカビ、コケ、皮脂汚れ、油汚れなどです。
- 黒ずみ汚れ落としには、業務用の酸性洗剤がオススメ!ただし、業務用洗剤の中には毒物劇物指定の危険な物もあるため注意すること。
- 今回探してきたザウルス2000は業務用洗剤ですが、毒物劇物指定外の普通物の薬剤ですので、私みたいな一般人でも安心して使えるのでオススメです。
市販の洗剤やブラシでは全然落ちなかった黒ずみ汚れですが、業務用洗剤を使うことでバッチリ落とすことができました。
【追記】玄関の内側も掃除してみました!→玄関汚れがバッチリ落ちるので引き続き使ってみた
