こんにちは、サンドイッチ大好きカセです。
2015年ぐらいからインスタグラムで大ブームになった山盛りサンドイッチ「沼サン」。味はもちろん、見た目もインパクトがあるため写真映えするサンドイッチとして大人気になりました。実際に沼サンを何品か作ってみたので、基本的なレシピ、美味しかった具材についてご紹介していこうと思います。
沼サンとは?
「沼サン」とは陶芸家の大沼道行さんが考案したサンドイッチのことです、大沼さんの作るサンドイッチだから沼サン。大沼さん宅では朝はサンドイッチと決めているらしく、10年以上もサンドイッチが食べられているんだとか。
その大沼道行さんの作ったサンドイッチを奥様の大沼由樹さんがインスタグラムに写真をアップしたのがブームのきっかけです。キャベツたっぷりの見た目がインパクト抜群のため瞬く間に話題となり、沼サンの愛称で呼ばれることとなったのです。
基本の沼サンのレシピ・作り方
それではいよいよ沼サンの作り方をご紹介していきます。まずは最も基本のキャベツをたっぷり使った沼サンレシピになります。ボリュームたっぷりなのに、そのほとんどが野菜のためヘルシーに食べられます。
用意する材料
パン1組分の材料でご紹介します。
- 食パン(6枚切り)…2枚
- キャベツ…3枚
- 玉ねぎ…1/8個
- 薄切りベーコン…2枚
- スライスチーズ(溶けるタイプ)…1枚
- マヨネーズ…大さじ2
- 黒こしょう…適量
- 粒マスタード…適量
基本の沼サン作り方
それでは作っていきます!
1.玉ねぎを薄くスライスし、水に10分ほどさらして辛味・えぐみを抜きます。
2.キャベツを千切りにします。
3.食パンにとろけるチーズを1枚のせ、その上に薄切りベーコン2枚をのせます。
4.ベーコンをのせたパンと、何ものせてないパンを一緒にトーストします。
5.パンが焼けたら、何ものせてない方のパンに粒マスタードを塗ります。
6.玉ねぎを水から上げ、キャベツと一緒にボウルに入れます。この時、野菜の水分をよく切っておきましょう(水分が残っているとパンに水分が移ってべちゃべちゃになってしまいます)。黒こしょう、マヨネーズを加えてよく混ぜ合わせます。
7.焼いたパンの上にキャベツを山盛りにします。
8.上からパンで挟み、両手でプレスします。プレスが足りないと包丁で切る際や、食べる際に崩れてしまうのでしっかりと押しましょう。
9.最後にパンをお好みの形にカットしたら完成です。
【アレンジ】たまご沼サンのレシピ・作り方
次に沼サンをアレンジした、茹で卵を使ったサンドイッチをご紹介します。作り方はほとんど一緒ですが、キャベツを減らし、茹で卵をまるまる一つ豪快に入れます。とにかく見た目のインパクトがすごい!写真映えするサンドイッチです。
用意する材料
パン1組分の材料でご紹介します。
- 食パン(6枚切り)…2枚
- キャベツ…1~2枚
- 玉ねぎ…1/8個
- 茹で卵…1個
- 薄切りベーコン…2枚
- スライスチーズ(溶けるタイプ)…1枚
- マヨネーズ…大さじ2
- 黒こしょう…適量
- 粒マスタード…適量
たまご沼サンの作り方
作り方は基本の沼サンとほとんど一緒ですが、キャベツの量を少し減らしましょう。基本の沼サンではサンドイッチ一組にキャベツ3枚ほどを使用していましたが、たまご沼サンでは2枚ほどで良いでしょう。
1.玉ねぎを薄くスライスし、水に10分ほどさらして辛味・えぐみを抜きます。
2.キャベツを千切りにします。
3.食パンにとろけるチーズを1枚のせ、その上に薄切りベーコン2枚をのせます。
4.ベーコンをのせたパンと、何ものせてないパンを一緒にトーストします。
5.パンが焼けたら、何ものせてない方のパンに粒マスタードを塗ります。
6.玉ねぎを水から上げ、キャベツと一緒にボウルに入れます。この時、野菜の水分をよく切っておきましょう(水分が残っているとパンに水分が移ってべちゃべちゃになってしまいます)。黒こしょう、マヨネーズを加えてよく混ぜ合わせます。
7.焼いたパンの上にキャベツを山盛りにします、後から卵をのせるため中央を気持ちへこませましょう。中央の窪みに茹で卵をのせます。
8.反対側からパンで挟みます、茹で卵がのっているため、パンを強く押しすぎると破けたり卵が潰れてしまいます。しかし、プレスが弱すぎると野菜がボロボロと崩れてしまうので力加減が難しいところです。強すぎず、弱すぎずを意識して押してください。
9.最後にパンをお好みの形にカットして完成です。茹で卵の位置、向きに注意しましょう。
【アレンジ】アボカド沼サンのレシピ・作り方
今度はアボカドを使ったアレンジレシピをご紹介します。マイルドでコクがあるアボカドがキャベツとよく合います。アボカドは潰してマヨネーズと一緒にキャベツと和えても美味しく食べられますが、切り口の見た目がほとんど一緒になってしまうため、ボリューム重視の方は個別に切り分けましょう。
用意する材料
パン1組分の材料でご紹介します。
- 食パン(6枚切り)…2枚
- アボカド(小)…1/2~1個
- キャベツ…1~2枚
- 玉ねぎ…1/8個
- 薄切りベーコン…2枚
- スライスチーズ(溶けるタイプ)…1枚
- マヨネーズ…大さじ2
- 黒こしょう…適量
- 粒マスタード…適量
アボカド沼サンの作り方
1.玉ねぎを薄くスライスし、水に10分ほどさらして辛味・えぐみを抜きます。
2.キャベツを千切りにします。
3.アボカドに縦に包丁を入れます。アボカドの中心には固い種があるので、種に沿って一周するように果肉を切ります。刃を一周させたらアボカドの両脇をつかみ、捻るようにして二つに分けます。種はツルツルして取りづらいため、包丁の刃を入れるか、スプーンなどで取り出しましょう。
4.アボカドを皮付きのまま縦長に5等分します。細かく切るほどサンドイッチの見栄えがよくなりますが、薄くスライスしようとすると実が潰れてしまう恐れがあるので注意してください。切った後に皮をぺろんとはがします。
5.食パンにとろけるチーズを1枚のせ、その上に薄切りベーコン2枚をのせます。
6.ベーコンをのせたパンと、何ものせてないパンを一緒にトーストします。
7.パンが焼けたら、何ものせてない方のパンに粒マスタードを塗ります。
8.玉ねぎを水から上げ、キャベツと一緒にボウルに入れます。この時、野菜の水分をよく切っておきましょう(水分が残っているとパンに水分が移ってべちゃべちゃになってしまいます)。黒こしょう、マヨネーズを加えてよく混ぜ合わせます。
9.パンの上にアボカドを並べます
10.アボカドの上にキャベツを山盛りにします。
11.上からパンで挟み、両手でギュッと押さえます。たまご沼サンとは違い、強めに押しても大丈夫です。しっかりプレスするとパンと野菜がしっかりと馴染み、食べやすくなります。
12.サンドイッチをお好みの形にカットして完成です。
沼サンはお弁当に持っていける?
サンドイッチと言えばお弁当!ついつい沼サンもお弁当に持っていきたくなりますが、ちょっと待ってください!基本的に生野菜を使ったサンドイッチは非常に傷みやすいためお弁当向きではありません。
沼サンでは、キャベツと玉ねぎの千切りを使用しており、それをマヨネーズで和えています。生野菜には水分がたっぷりと含まれており、食材が傷む原因となります。また、お弁当に入れた際に水分がパンにしみこんでベチャベチャになってしまう恐れもあります。
沼サンは美味しいサンドイッチですが、決してお弁当向きではありませんのでできれば避けた方が良いでしょう。
お弁当向きのサンドイッチの特徴
- 生野菜を使わない
- 水分が少ない(水っぽいソースもNG)
- よく火を通してある(ハム・ベーコンなど)
- 塩気が強い(菌が繁殖しにくい)
- ジャムやピーナッツバターなど糖分が多い物(菌が繁殖しにくい)
まとめ
いかがでしたか。今回は沼サンのレシピ・作り方についてご紹介しました。沼サンとは、陶芸家の大沼道行さんが考案したキャベツたっぷりのボリュームサンドイッチのこと指します。見た目のインパクトもありますが、野菜たっぷりでとってもヘルシーなため、インスタグラム経由で女性を中心に人気を集めています。
「基本の沼サン」がベースになりますが、それに加えてアレンジレシピの「たまご沼サン」「アボカド沼サン」も合わせてご紹介しました。シンプルに食べたい場合は「基本の沼サン」、写真映えが良いのは「たまご沼サン」、味と見た目両方気にするのなら「アボカド沼サン」がオススメです。
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