どうも、アヒージョ大好きカセです。
にんにくを利かせたオリーブオイルで煮込んだアヒージョ、とっても美味しいですよね。私もついつい作りすぎてしまいます。そんな美味しいアヒージョですが、いざ作ってみると、油はねが凄くて台所が汚れてしまう…なんてお悩みありませんか?
私もアヒージョ作りで油はねには随分悩まされましたが、試行錯誤するうちに多少抑えることができるようになってきたので、そのコツをご紹介いたします。
油はねしやすい具材とその対策
アヒージョの具材の中でも特に油はねしやすいものと、その対策方法についてご紹介します。
生の魚介類
アヒージョで定番の海鮮具材といえば、エビ、タコ、イカ、ホタテ、しらすなどが挙げられます。ご想像通り、魚介類はたっぷりと水分を含んでいるため、そのまま入れるとバチバチとすごい勢いで油はねするので注意が必要です。
そんな魚介類ですが、オリーブオイルで煮る前に一度お湯で下茹ですると良いでしょう。魚介類は下茹ですることで余計な水分が抜けるため、オリーブオイルに入れても油はねしにくくなります。また、水分が少なくなるためアヒージョの味が決まりやすく、水っぽくなるのを防いでくれます。
魚介類を下茹でしたら、キッチンペーパーでしっかりと表面の水分を拭き取りましょう。基本的なことですが、これをやるのとやらないのとでは油はねが全然違ってきます。
生野菜
野菜もアヒージョの定番具材です。マッシュルームやジャガイモ、アスパラガス、ほうれんそう、ミニトマトなどがよく使われます。魚介類同様、生野菜も水分をたっぷりと含んでいるため、そのまま煮込むととんでもない勢いで油はねするので注意しましょう。
ジャガイモやアスパラガスなどのそのまま食べると固い野菜は一度下茹ですると良いでしょう。火が均一に通り柔らかくなりますし、水分が抜けて油はねしにくくなります。魚介類同様、下茹でした後はキッチリとキッチンペーパーなどで表面の水分を拭き取りましょう。
マッシュルームやほうれん草などは、フライパンで一度ソテーすると良いでしょう。少量のオリーブオイルでソテーし、しんなりしてきたところでアヒージョ鍋に入れて煮込みます。やはり、フライパンに入れる前に表面の水分をしっかり拭き取っておきましょう。
唯一手を加えられないのがミニトマトです。これは生で入れるしかないのですが、猛烈な勢いで油はねするので蓋を用意しておくと良いでしょう。
とにかく表面の水分を拭き取ること!
繰り返しになりますが、どんな具材でも必ず入れる前にキッチンペーパーで水分を拭き取りましょう。これをするだけで驚くぐらい油はねが少なくなります。
基本的なことですが、バッチリ効果が出ますので面倒くさがらずに丁寧にやりましょう。
たこ焼き器でアヒージョ作りをする場合の注意点
2015年のたこ焼き器ブームあたりから話題になりはじめたのが「たこ焼き器を使ったアヒージョ」です。たこ焼きを作る穴にオリーブオイル、にんにく、赤唐辛子を入れ、温めてから具材を入れるという逆転の発想の調理法です。一見楽しく作れそうなこの調理法ですが、とにかく油はねするので注意が必要です。
油はねをする原因としては
- たこ焼き器は温度調節が難しい(アヒージョは基本的に弱火で煮込みます)
- 海鮮具材を生のまま入れてしまっている
- たこ焼き器の穴一杯にオリーブオイルを注いでしまって跳ねる
- そもそも穴が浅いので、どうしても油はねする
などが挙げられます。そこでタコ焼き器で作る場合の、抑えておきたいポイントをご紹介していきます。
温度調節のできるタコ焼き器を使いましょう
アヒージョは基本的に弱火で煮込むものです。たこ焼き器で作る場合でも低温~中温ぐらいに保つのがベストです。できれば温度調節のできるたこ焼き器を選びましょう。
オリーブオイルを入れすぎない
オリーブオイルをたこ焼き器の穴いっぱいに並々と注いでしまうと、凄い勢いで油はねします。穴に対して5割~6割ほどを目安にオリーブオイルを入れましょう。
海鮮具材は下茹でする
上記でもご紹介しましたが、生のままいれると余計な水分がしみだして油はねするので事前に下茹ですると良いでしょう。下茹でしたら表面の水分をキッチンペーパーで拭きとるのも忘れずに!
チューブのおろしニンニクは使わない!
便利だからといってついついチューブニンニクを使いたくなりますが、たこ焼き器で作る場合には使わない方が良いでしょう。チューブニンニクは生のニンニクよりも水分が多く、たこ焼き器に入れると油はねしやすくなります。生のニンニクをスライスして入れるのがオススメです。
食卓の上に新聞紙などを敷くこと
これだけ気を使っても、やはりたこ焼き器は底が浅いため油はねしてしまいます。もうそういうものなんです!割り切って油はねに備えましょう。たこ焼き器の下、テーブルの上には跳ねても良いように新聞紙やシートなどを敷いておきましょう。
また、汚れてもいい服で臨むのがベストでしょう。
まとめ
いかがでしたか。今回はアヒージョの油はねしやすい具材とその対策について解説しました。魚介類を使う場合は、生のままだと水分を多く含んでいるため、一度下茹ですると良いでしょう。余計な水分が抜けて身が引き締まります。茹でた後はキッチンペーパーなどでしっかり表面の水分を拭き取ってください。
生野菜も水分を多く含んでいるため注意が必要です。野菜の種類に合わせて下茹でするか、オリーブオイルでソテーしてからアヒージョ鍋にいれると良いでしょう。ただし、どちらもできないミニトマトのような野菜もありますので、その場合は鍋に入れたら蓋をして煮込んでください。
たこ焼き器を使ったアヒージョ作りは特に注意が必要です。対策方法をいくつかご紹介しましたが、それでも油はねするので、もう汚れる物と割り切って下にシートや新聞紙を敷いておくと良いでしょう。
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