こんにちは、アヒージョ大好きカセです。
味が美味しくて見た目もお洒落なアヒージョ、ついつい自宅でも作ってみたくなりますよね。でも、いざ作ってみるとお店の物と違って味が薄い…レシピ通り作っているのになんで?何か特別な調味料を使っているの?と思ったことありませんか?
実はその疑問、塩を入れるタイミングにあったのです。今回はアヒージョの味が薄くならないためのコツをご紹介します。
アヒージョの味付けは塩だけで大丈夫!
ほとんどのアヒージョレシピでは
【アヒージョソースに使う材料】
- オリーブオイル
- にんにく
- 赤唐辛子
- 塩
- (お好みで)コショウ
となっている場合が多いと思います。実は、アヒージョの味付けで重要なのは塩を入れるタイミング!「レシピ通りに塩を振ってみたけど味が薄い!」とお悩みの方は塩を入れるタイミングに注意すると良いでしょう。
塩を入れるタイミング
塩を入れるタイミングは、「オリーブオイルに具材を入れた直後」と「食べる直前」の二回です。基本的には具材と一緒に塩を振るだけで大丈夫ですが、味見して塩気が足りないようでしたら「食べる直前」にもう一度塩を振ると良いでしょう。
ここで注意したいのが、「具材を入れる前に、オイルに塩を振ってはいけない」ということです。「具材に直接塩がかかるようにふること」が重要なのです!
オリーブオイルに塩は溶けません!
なぜ「具材を入れる前に塩を振ってはいけないのか?」というと、オリーブオイルには塩が全く溶けないためです。食塩が溶けずに底に沈殿してしまいます。そのため、塩を振ったのに具材に塩気が付かず味が薄くなってしまうのです。
反対に、具材を入れた後に直接塩を振りかけるとバッチリ味が決まります。
塩は油には溶けませんが、ニンニクの風味や赤唐辛子の辛味はオリーブオイルに溶けるので不思議な物です。オリーブオイルにニンニクと唐辛子で香り付けをしてから具材を入れるのは、このような理由があるからなんですね。
正しいアヒージョの作り方
上記の塩を入れるタイミングを踏まえて、正しいアヒージョの作り方をご紹介いたします。今回は例としてジャガイモのアヒージョの作り方でご紹介します。
用意する材料(1~2人分)
- オリーブオイル…40ml
- にんにく…1片(もしくは小2片)
- 赤唐辛子…1本(もしくは小2本)
- ジャガイモ…大1個
- 塩…適量
- イタリアンパセリ…少量
ジャガイモのアヒージョの作り方
1.ジャガイモの中まで火が通るように下茹でします。茹でた後はひと口大にカットしておきます。
2.ニンニク1片を薄切りに、赤唐辛子1本を四等分にカット、イタリアンパセリをみじん切りにします。
3.カスエラ、もしくはスキレットなどの小鍋を用意します。オリーブオイル40ml、スライスしたニンニクを入れ弱火にかけます。
4.ニンニクの周りに小さい泡が立ち始めたら赤唐辛子を加えます。
5.ニンニクがきつね色になったら、ジャガイモを加えて塩を振ります。(ジャガイモに限らず、具材を加えてから塩を振りましょう。具材を入れる前だと油に塩が溶けずに沈殿してしまいます。)
6.オリーブオイルで和えるように軽く煮込み、2~3分煮込んだら火から降ろします。
7.イタリアンパセリを散らして完成です。(味が薄いようでしたらここでも塩を振りましょう)
コツ・ポイント
- とにかく塩を入れるタイミングが重要です!オリーブオイルにジャガイモ入れた後に、その上から塩を振りかけましょう。それでも味が薄いようでしたら、食べる直前にもう一度振りかけると良いでしょう。
- 塩は油には溶けず、沈殿してしまいますのでジャガイモを入れる前に塩を振らないように気を付けましょう。
まとめ
いかがでしたか。今回はアヒージョに塩を入れる適切なタイミングについて解説しました。「レシピ通りにアヒージョを作っているのに味が薄くなってしまう…」「本当に味付けは塩だけで大丈夫なの?」とお悩みの方は塩を入れるタイミングに気を付けてください。
塩はオリーブオイルに入れた際に、油に溶けず底に沈殿してしまいます。そのため、具材に直接かかるように塩を振りましょう。塩を振るタイミングは、「具材を入れた直後」と「食べる直前」の二回がオススメです。
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