サンドイッチを同じ具材とパンで挟んでも、挟む順番によって味も見た目も変化します。それぐらい挟む順番は大事といっても良いでしょう。例えば野菜の水分がパンに移ってべちゃべちゃになってしまったり、ソースがパンに染みて見た目が悪くなってしまったりしてしまうのです。今回は具材の正しい挟み方についてご紹介いたします。
パンにバター、マヨネーズを塗るのは意味がある!
よくパンの片面にバターやマヨネーズを塗ってから具材を乗せるのを見かけます。実はこれはとても重要なテクニック。バターやマヨネーズは油を多く含むため、水分をはじき、パンに水が移るのを防ぎます。そのため、水気の多いものを挟む際には必ず接する面にバターやマヨネーズを塗り、パンと直接触れないようにしましょう。(多くのサンドイッチづくりでは片面のみにバター塗って、もう片面はチーズやハムなどで覆い、バターを使いすぎないように工夫しています。)
水分を多く含む野菜やソースはサンドイッチの内側に
野菜やソースといった水気の多いものを直接パンで挟むと、水分でべちゃべちゃになってしまいます。色の濃いケチャップなどはパンから染み出して見た目がいちじるしく悪くなる恐れがあります。なるべくこれらの具材はパンに直接触れないように内側にはさみましょう。どうしても難しい場合は上記で書いている通り、パンと接する面にバターやマヨネーズを塗ると良いでしょう。
また、事前に野菜の水をしっかり切っておくのも重要なテクニックです。ザルや水切り器、キッチンペーパーなどを使い下準備をしておくとサンドイッチが綺麗なまま長持ちします。より詳細な野菜の水切りについてはコチラをご確認ください。
実際にパンと具材を挟んでみた例
BLT(ベーコン、レタス、トマト)のサンドイッチで正しく具材を挟んだ例をご紹介いたします。
パンの片面にバターを塗ります
バター、もしくはマヨネーズを塗ることで香りづけだけではなく、水分をはじく壁を作ります。こうすることでレタスやトマトから出る水分がパンに移りません。
水分を切ったレタスを乗せます
よく水分を切ったレタスを乗せます。バターを塗ってあるため、パンに水分がしみ込みづらくなっていますが、水気があると隙間から垂れてきてしまいますのでキッチンペーパーなどできっちりと水分を拭き取りましょう。
切ったトマトを並べます
5mm程の厚さに輪切りにした大玉トマトを並べます。トマトは切り口から水分が多く出るため、ここでもキッチンペーパーなどでしっかり水分を拭き取りましょう。また、ケチャップとマヨネーズのオーロラソースはレタスとトマトの間に塗るのがオススメです。
焼いたベーコンを乗せます
カリカリに焼いたベーコンをのせ、その上からパンで挟みます。パンとトマトの間にベーコンを挟むことで、パンに水分が移るのを防ぎます。さらに長時間サンドイッチを綺麗に保ちたい場合には、最後のパンの片面にもバターやマーガリンを塗ると良いでしょう。
最後にパンで挟み、お好みの大きさに切ったら完成です。
サンドイッチの断面を綺麗に切るにはどうすれば良いの?
サンドイッチ作りで一番難しいのが「綺麗にパンを切ること」。パンが潰れてしまったり、綺麗に耳が落とせない、そんな経験ありませんか?
そこで、サンドイッチ専用ナイフの使用をオススメしています。パンが切りやすいのは勿論ですが、カットした際に綺麗に仕上がるのが大きな魅力です。
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