すき焼きに牛脂が無い時はどうすればいいの?徹底解説します

牛脂
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【この記事を書いた人】カセ
元調味料販売員。「お客さんに知ってもらうためには料理できないと!」という思いから料理を始めました。料理のレシピ、気付きなどを忘れないようにブログにメモしております。⇒【詳しいプロフィールはコチラ

こんにちは、食品調味料を販売しながら料理の勉強をしているカセです。

今回のテーマは「すき焼きの牛脂について」です。すき焼きレシピによく「牛脂をひいてから肉を焼きます」と書かれていますよね。でもそういう時に限って手元には牛脂が無いものです。

牛脂一つですき焼きの味は変わるのかどうか?牛脂の代用品はあるのかどうか?

今回はすき焼きの牛脂について徹底的に解説します。

カセ
すき焼きと牛脂の解説をします




そもそも牛脂とは?

牛脂は牛の脂身のことを指します。牛肉を解体したときに残る脂身を一度溶かし、不純物を取り除いて固めた物が昔からの牛脂です。しかし最近では切り出した未精製の脂身を牛脂と呼ぶ小売店様も多く見られます。

すき焼きやステーキを焼く際に鉄板にひくほか、ハンバーグやカレー、ラーメンにも使用されています。

これに対し、豚肉の脂を抽出した物をラードと呼びます。

すき焼きに牛脂を使う理由

「牛肉を焼くのに牛脂をひく理由ないんじゃない?」と思われますが、やはりコクが全然変わってきます。牛脂をひいてから牛肉を焼くことで味も変わりますし、その後の割り下(たれ、煮汁のこと)にも脂が溶けて濃厚で美味しくなります。

とはいっても人間の舌は脂を美味しく感じるようにできているからそう感じるだけで、健康志向の方や脂身の臭いが苦手な方は入れずに作っていただいても大丈夫です。

また、高級な霜降り牛肉は絶妙なバランスで脂がのっていますので牛脂が必要ない場合もあります。

カセ
単純な話、脂が多くなるから美味しく感じるんですね

牛脂は体に悪い?

牛脂は飽和脂肪酸(常温で溶けない油のこと、体内で固形になります。反対は不飽和脂肪酸といい、サラダ油などの常温で液体の物を指します。)のため、体内で固形に固まり脂肪になりやすい特徴があります。飽和脂肪酸は牛肉、豚肉、バターなどに多く含まれます。

飽和脂肪酸はある程度までは必要で大事な栄養素なのですが、現代日本人は肉やバターを食べすぎの傾向にあるため、できれば摂取を控えた方が良いでしょう。

特に脂肪に繋がりやすいため、ダイエット中の人は避けたい食材です。

カセ
とは言っても毎日すき焼きを食べるわけではありませんし、たまになら入れても大丈夫でしょう

牛脂はタダでもらえる?

牛脂は牛肉解体時の残った脂身なので、基本的には捨てられるものです。それをスーパーの食肉売り場などではサービスとして置いています。なので、ほとんどのお店では牛脂はタダです。

ただし、タダとは言ってもどういった牛肉が使われているのかわからないのが怖いところです(スーパーでは輸入牛肉もよく見ますよね、そういったものが多く混ざっていると考えるのが妥当でしょう)。タダと言っても沢山もらって毎日食べる、というのは避けたい所です、

反対に、国産高級牛肉の牛脂は高値で取引されているから驚きです。牛脂単体で考えるとそこまで体に悪くはないので、良質な脂には良い値段が付く、ということでしょうか。

カセ
牛脂はタダで貰えますが、沢山食べないように気を付けましょう

牛脂の賞味期限は?

基本的にスーパーで無料でもらえる牛脂には賞味期限が書かれていません。かといってやはり生ものですので賞味期限が無いというわけではありません。

先ほどご紹介した通り、牛脂には精製したものと、脂身をそのまま切り出したものがあります。不純物の少ない精製牛脂の方が当然長持ちするので覚えておきましょう。

牛脂は冷蔵保存と冷凍保存で賞味期限が大きく変わります。すぐ使う、ということでなければ冷凍保存が良いでしょう。

スーパーの牛脂には明確な賞味期限が表記されていませんが、販売されている松坂牛の牛脂(未精製品)の賞味期限が「冷蔵であれば5日」「冷凍であれば一カ月」となっていますので参考にしていただければと思います。

カセ
一応生ものですので、早めに使い切りましょう。
カセ
高級牛脂でもない限り、古い物は捨てた方が良いでしょう

牛脂の代用品

牛脂は、脂っぽさとコクを出すために使われるので他の食材でも代用できます。

まず、牛肉を確認し脂身が多いようでしたら牛脂をひかずにそのまま焼いていただいて大丈夫です。牛肉からそのまま脂が出ます。高級な霜降り牛肉は、適度に脂がのっているため牛脂不要で美味しく食べられるというのは有名な話です。

次にオススメなのが、バターサラダ油です。より旨味やコクを出したい人はバターがオススメです。さっぱり食べたい方や、脂肪分が気になる方にはサラダ油が良いでしょう。

一般家庭には中々置いてないですが、ラード(豚の脂肪分)でも美味しく食べられます。バターやサラダ油と違い、肉の脂独特の美味しさを味わえます。




まとめ

  • 牛脂とは、牛肉の脂身を固めたものです
  • すき焼きに牛脂を加えることで、コクと旨味が増します
  • 健康志向の方やダイエット中の方は入れない方が良いでしょう
  • ほとんどのスーパーで牛脂はタダでもらえます
  • 賞味期限は表記されていませんが、生ものですので冷蔵保存しなるべく早めに食べましょう。
  • 牛脂が無い場合は、バター、サラダ油、ラード(豚の脂肪分)などで代用できます。

カセからの一言

いかがでしたか。今回はすき焼きと牛脂の関係について解説いたしました。美味しい物は体に悪い、がそのまま当てはまるような食材ですが、たまに食べるすき焼きになら使っても良いように思います。折角のすき焼きですから、美味しく食べたいですよね!


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