こんにちは、すき焼き大好きカセです。毎週末に食べたいぐらいです。
「すき焼きを作るんだけど、ウチの家族だと牛肉何グラム必要かしら…?」そう思ったことありませんか?私はよくあります。家族の人数、お子さんの数によって必要量も変わってくるため非常に難しいこの問題。
しかし今回は、牛肉一人当たり何グラム必要かを徹底的に調べてきたのでご安心ください!
これを読めば今晩のすき焼きはバッチリ大丈夫です!
すき焼き一人前の肉の分量は何グラム?
すき焼き一人前の牛肉は成人男性で150~200gほど用意すればOKです。肉の量だけで見ると少なく感じますが、ネギ、しらたき、しいたけ、えのき、焼き豆腐などその他の具材が入るため、これでしっかりと食べられます。
すき焼き専門店では一人前150g程度に設定されいるため、これよりちょっと多めに用意すると良いでしょう(高級な牛肉を扱う専門店では、値段を下げるためにこれより少なめに出す場合もあります)。参考までに、吉野家の牛丼並盛は牛肉85~100gが使用されているそうです。
すき焼きと言えば贈答用の高級牛肉なども有名ですが、贈答品でも一人前の目安は150~200gと設定されています。
男性、女性、子供で必要な量が変わります
もちろん、牛肉を食べる量は男性、女性、子供によっても変わります。大人の男性が集まって鍋を囲む場合は当然牛肉を多めに用意しなければなりませんし、反対にお子さんが多くいらっしゃる場合は少なめにしなければいけません。
成人男性 | 200g |
---|---|
成人女性 | 150g |
子供(8歳前後) | 100g |
成人男性は200g、成人女性は150g、お子さんは100gと考えて用意すると良いでしょう。お子さんが8歳よりも小さいようでしたら80g、60gと減らしましょう。
↓この考えで例えば4人家族で計算すると
お父さん200g+お母さん150g+長男100g+次男100gで550g用意すれば良いことになります。ただし、いざ食べてみて牛肉が少ないとしょんぼりしたムードになってしまいますので若干多めに600g用意すれば丁度良いのではないでしょうか。
中学生や高校生の運動部のお子さんになると、大人よりもご飯を食べる場合がございますので、日頃の食事量を見て成人男性と同じか、それ以上用意する必要があるかもしれません。
すき焼きで使う牛肉のオススメの部位は?
すき焼き用の牛肉とひと口に言っても色々な部位があります。有名な所では牛バラ肉、肩ロース、リブロースなどですね。それぞれの特徴について解説します。
バラ肉
スーパーの牛肉売り場に行くとよく「牛すき焼き用肉」という表示でバラ肉が売られています。基本的にはこれを買えばOKです。
というのも、牛バラ肉は牛肉の中でも比較的安く、脂肪分もある程度含んでいるため、煮込むと脂が溶けだして美味しく仕上がるためです。家族が1人2人ならまだしも、4人5人と増えてくると良いお肉を買っている余裕なんてありません!バラ肉は一般家庭の心強い味方なんですね。ただし、煮込みすぎると硬くなってしまうのでそこだけは注意しましょう。
肩ロース・リブロース
美味しい牛肉が食べたい!という方にはリブロースや肩ロースがオススメです。一般的に霜降り肉と呼ばれるのもこの部位になります。脂身と赤身のバランスが非常によく、柔らかい肉の食感を楽しむことができます。また、良質な脂が煮汁に溶けだすため、他の具材も美味しく仕上がるのが特徴です。
ただし、リブロースや肩ロースは値段が高く、バラ肉の二倍近い値段になることもありますのでご注意ください。(品質・価格ともにリブロースの方が肩ロースよりも高いとされています。)
モモ肉
モモ肉は脂身が少ないため基本的にはすき焼き向けではないのですが、脂身が苦手な人や健康を意識されている方はコチラを選ぶ場合もあります。
しゃぶしゃぶ用の肉を使ってもいい?
スーパーではよく「牛すき焼き用肉」「牛しゃぶしゃぶ用肉」という表示で売られていますが、違いは肉の厚さにあります。しゃぶしゃぶはサッと湯に通して食べられるように薄くカットされていますが、牛すき焼き用肉は標準的な厚さに切られています。
しゃぶしゃぶ用肉でももちろんすき焼きは作れますが、味がしみこみやすく通常のすき焼きよりも濃く感じられたり、物足りなく感じる場合もあります。できればしゃぶしゃぶ用ではない、普通の厚さの牛肉が良いでしょう。
鮮度の良い牛肉の選び方
牛肉を買う量も決まった!部位も決まった!あとは買うだけです!そこで気になるのが「新鮮な牛肉の選び方」です。
ドリップ(血汁)の少ない物を選びましょう
牛バラ肉を選ぶ際には、できるだけドリップ(血汁)の少ない物を選びましょう。ドリップは解凍された肉から沢山染み出すため、少ない物の方が鮮度が良くなります。
赤身と脂身のバランスの取れた物を選びましょう
すき焼きに使うバラ肉は赤身と脂身のバランスの取れたものを選びましょう。すき焼きには適度に脂身が無いと、煮汁に脂が溶けず美味しく仕上がりません。しかし、かといって脂身が多すぎても体に良くないため、多すぎず少なすぎずバランスの取れたものを選ぶと良いでしょう。
色とツヤの良い物を選びましょう
バラ肉全体にツヤがあり、赤身は鮮やかな赤色、脂身は白い物を選びましょう。逆に赤身が黒ずんでいるものや、脂身が黄色っぽくなっているものは鮮度が落ちているので避けましょう。
賞味期限
当然と言えば当然ですが、賞味期限の近いものは出荷されてから時間が経っているものです。できるだけ賞味期限の長い物を選ぶようにしましょう。
他の具材は何をどれぐらい入れればいいの?
家族四人の場合と、二人の場合でそれぞれご紹介します。具材はスタンダードな物を選びました。
家族四人の場合
- しらたき…1袋
- 長ネギ…1本
- 春菊…1束
- しいたけ…4個
- えのき…1パック
- 焼き豆腐…1丁
- (その他に牛脂、生卵4個が必要になります)
家族二人の場合
- しらたき…1/2袋
- 長ネギ…1/2本
- 春菊…1/2束
- しいたけ…2個
- えのき…1/2パック
- 焼き豆腐…1/2丁
- (その他に牛脂、生卵2個が必要になります)
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まとめ
いかがでしたか。今回はすき焼きに使う牛肉の分量について解説しました。牛肉一人前の量は成人男性で200g、成人女性で150g、子供で100gです。ご家族の人数で計算して、それに少し量を上乗せしてご購入すれば問題無いでしょう。オススメの牛肉の部位は脂身を適度に含んでいる牛バラ肉です。スーパーでは「牛すき焼き用肉」の表示で売られていますので、それを選べば間違いないでしょう。