ピーマンとそっくりの見た目ですが、肉厚で甘みたっぷりの食べやすいパプリカ。品種的には唐辛子やピーマンに極めて近い野菜ですが、辛味や苦みが一切無いのが特徴です。食べやすい味から特にサラダとして人気ですが、煮込み料理や火を通しても美味しく食べられます。特にドレッシングや炒め物などの油と一緒にたべると栄養素の吸収が良いためオススメです。今回は良いパプリカの選び方、旬の時期、保存方法についてご紹介します。
パプリカの色の違い
パプリカは唐辛子の総称であり、肉厚で甘みのある品種に改良されたものです。パプリカは8種類もの色の違いがあり、よく見かける赤・オレンジ・黄色に加えて、緑・紫・黒・白・茶が存在します。今回は野菜売り場でよく見かける三種について説明します。
赤色のパプリカ
赤パプリカは唐辛子に含まれる「カプサイシン」が多く含まれているため、唐辛子に近い赤色になっています。しかし、唐辛子と違い辛味はほとんどありません。他のパプリカと比べて甘みと酸味のバランスが良いとされています。
黄色のパプリカ
黄色のパプリカにはビタミンCとルテインが多く含まれており、美白効果や美肌効果が期待されています。女性に特に人気の高い種類と言えるでしょう。他のパプリカと比べて苦みが強いのが特徴です。
オレンジのパプリカ
オレンジ色のパプリカは、赤パプリカと黄パプリカの中間の栄養素を持っています。両者の栄養に加えてβカロテンが含まれており、老化予防や生活習慣病予防に効果があるとされています。他のパプリカと比べて、特に甘みが強いのが特徴です。
良いパプリカの選び方
どのパプリカでも、発色が良く鮮やかでツヤのある物を選びましょう。皮にシワが寄っている物は鮮度が落ちています。また、ヘタが綺麗な緑色で切り口が鮮やかな物が良いでしょう。変色したり萎びているものは収穫から時間が経って古くなっています。
パプリカの旬の時期
パプリカは輸入品も含め通年お店に並んでいますが、最近は日本で生産される物も増え、旬の時期はピーマンと同じ7月~10月となります。
パプリカの保存方法
パプリカは水気に弱いため、水分をよく拭き取ってからビニール袋に入れて密封し野菜室で保存しましょう。また、傷んだパプリカと一緒に保存しておくと他のパプリカも早く傷んでしまうため、状態の悪い物は早め取り除きましょう。
パプリカを使った料理・レシピ
ほくほくポテトが美味しいポテトサラダにもパプリカがよく合います。
ぷりぷりキノコに彩り美しいパプリカのサラダ。デトックス効果も高い健康サラダです。
えびとオーロラソース、レタスが絶妙にマッチするサラダ。パプリカの彩りで見た目にも美味しいサラダに。
マヨネーズを使ったオーロラソースよりも、あっさりしたピリ辛サルサソースのサラダです。