サッと茹でてパリパリの食感を楽しむさやえんどう。鮮やかな緑で、料理に彩を添えるだけなく、実は栄養素もたっぷりなのです。意外にもさやえんどうは緑黄色野菜の仲間であり、カロテンがたっぷり含まれています。食物繊維、ビタミンC、ビタミンB1、タンパク質、リジンも豊富に含まれており、中でもリジンは必須アミノ酸の一つで体の成長を促進し、集中力を高める効果があるとされています。そんなさやえんどうをご家庭で美味しく食べるために、良い品の選び方、旬の時期、適切な保存方法をご紹介いたします。
良いさやえんどうの選び方
さやえんどう全体の色つやが良く、ハリがあるものを選びましょう。豆が育ちすぎるとサヤが硬くなってしまう恐れがあるのでなるべく小さいものがオススメです。豆の先っぽのヒゲにも注目しましょう、白っぽくピンとしているものが新鮮な証です。
さやえんどうの旬の時期
さやえんどうはえんどうを早採りしたものになり、旬の時期は春から初夏にかけての4月~6月となります。若さやとも呼ばれ、豆を包むさやを柔らかい家に早取りして食べます。逆に成熟した豆を食べるものでは実えんどう、グリーンピースなどの種類があります。
さやえんどうの保存方法
さやえんどうは乾燥に弱く、そのまま冷蔵庫に入れるとすぐに萎れてしまいます。少し湿らせたキッチンペーパーか新聞紙に包み、袋に入れて野菜室で保存しましょう。
既に茹でてある場合は冷凍保存が可能です。表面の水分を丁寧に拭き取り、密封可能な保存容器に入れて冷凍庫で保存しましょう。約一カ月ほど保存可能です。
さやえんどうを使ったオススメ料理
野菜たっぷりの肉じゃがと甘じょっぱい汁が染みこんだご飯が美味しい肉じゃが丼。最初に下茹でしたさやえんどうを、汁と一緒には煮込まずに、最後に添えるだけでシャキシャキの食感と鮮やかな緑を残したままお楽しみいただけます。