こんにちは、食品調味料を販売しながら料理の勉強をしているカセです。
肉豆腐とすき焼き、味付けもほとんど一緒ですし、入れてる具材もほぼ同じ。一体何が違うのでしょうか?今回はそんな疑問にお答えすべく、両者の作り方から徹底的に調べてきました。
肉豆腐とすき焼き、その違いについて解説いたします。
肉豆腐について
肉豆腐に使われている材料と、作り方をご紹介します。
肉豆腐の材料
- 牛バラ肉、もしくは豚バラ肉
- 絹ごし豆腐
- 長ネギ
- しめじ
- 水菜
- 醤油、砂糖、みりん、酒、だしなど
肉豆腐の作り方
1.鍋にサラダ油をひき、牛肉→長ネギの順に炒めます。
2.牛肉の表面に焼き色が付いたら、醤油、砂糖、みりん、酒、だしなどで煮汁を作り、しめじと豆腐を加えます
3.長ネギと牛肉に十分に火が通ったら水菜を加え、1分ほど煮込みます。
4.小皿に取り分けて完成です。
より詳しいレシピはコチラ→肉豆腐の作り方・レシピ
肉豆腐の特徴
肉豆腐はすき焼きと違い鍋料理ではないため、完成した時点で小皿に取り分けて食べます。
また、すき焼きと違い具が少ないのも特徴です。具材を溶き卵と絡めてたべることもありません。
牛肉だけでなく、豚肉を使う場合もあります。
肉豆腐の方がすき焼きよりも豆腐の量が多くなります。また若干味付けが薄めになるため、味の濃いすき焼きと比べてさっぱりしていて食べやすい印象です。
すき焼きについて
すき焼きに使われている材料と、作り方をご紹介します。
すき焼きの材料
- 牛バラ肉
- 長ネギ
- しらたき
- 焼き豆腐
- しいたけ
- えのき
- 春菊
- 牛脂
- 生卵
- 醤油、砂糖、みりん、酒、だしなど
【お好みで入れる材料】
- 白菜
- 麩
- ごぼうなど
すき焼きの作り方まとめ→すき焼きの作り方まとめ【初めてでも美味しく作れる!】【オススメ】
すき焼きの材料についてはコチラ→すき焼きの具材は何を入れればいいの?定番材料を徹底解説!
牛肉についてはコチラ→すき焼きに使う牛肉の量はどれぐらい?
すき焼きのたれについて→美味しいすき焼きのたれランキング【食べ比べ】
すき焼きの作り方(関東風)
1.しらたきの臭みとアクを取るために下茹でします。
2.鍋を火にかけ、牛脂をひきます
3.牛肉→長ネギの順で炒めます
4.牛肉の表面に軽く焼き目が付いてきたら割り下(たれ、煮汁のこと)を加え、しらたき、しいたけ、えのき、焼き豆腐を加えて煮込みます。
5.牛肉と野菜に火が通ったら、春菊を加えて1分ほど煮込みます。
6.出来上がった鍋に、溶き卵を添えて完成です。
より詳しいレシピはコチラ→すき焼きの作り方・レシピ
すき焼きの特徴
肉豆腐と違い、鍋のため大人数で囲んで食べる料理になります。そのため、肉豆腐よりも具材が多くご馳走のイメージが強い一品です。
肉豆腐は牛肉・豚肉どちらも使用していますが、すき焼きの場合は牛肉が定番となっています。
肉豆腐は具材をそのまま食べますが、すき焼きでは溶き卵と一緒に食べるのが大きな特徴です。
肉豆腐と比べて味を濃いめに作られることが多いようです。
肉豆腐とすき焼きの違い
- 肉豆腐は皿料理ですが、すき焼きは鍋料理となります。
- 肉豆腐は牛肉・豚肉どちらも使いますが、すき焼きでは牛肉が定番です。
- 肉豆腐の方が具材がシンプルで少なく、すき焼きの方が入れる具材が多くなっています。
- 肉豆腐はすき焼きよりも豆腐を多めに入れます。
- 肉豆腐の方がすき焼きよりも味が薄めに作られている印象。
- 豆腐の量と味付けの違いから、肉豆腐の方がさっぱり食べられます。
- すき焼きでは溶き卵を具材と絡めて食べますが、肉豆腐は卵を使用しません
まとめ
いかがでしたか。今回は肉豆腐とすき焼きの違いについてご紹介いたしました。肉豆腐は豆腐がメインでさっぱり食べられて、すき焼きは具材盛りだくさんでこってり美味しいご馳走といった違いがあるようです。
さっぱり食べたいというお年寄りや健康志向の方が多い場合は肉豆腐を、濃い味付けの鍋料理を沢山食べたいというご家族にはすき焼きがオススメです。