魚醤を使った美味しいパスタ・ブォーロの作り方、レシピ

パスタ・ブォーロ
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【この記事を書いた人】カセ
元調味料販売員。「お客さんに知ってもらうためには料理できないと!」という思いから料理を始めました。料理のレシピ、気付きなどを忘れないようにブログにメモしております。⇒【詳しいプロフィールはコチラ

こんにちは、食品調味料販売をしながら料理の勉強をしているカセです。「折角魚醤をもらったけどどうやって使えばいいのかわからないから冷蔵庫に眠ったまま…」そんなことありませんか?醤油と比べて使い方が難しい魚醤ですが、魚の旨味成分がたっぷり詰まっているため実はとっても美味しい料理が作れちゃうのです。今回はその中でも最も簡単で魚醤の風味を楽しめる、パスタ・ブォーロの作り方をご紹介いたします。

カセ
魚醤を使った、パスタ・ブォーロレシピをご紹介します




パスタ・ブォーロってなに?

茹でて混ぜるだけのイタリア定番お手軽料理がパスタ・ブォーロです。現地では「子供のスパゲティ」と呼ばれたり、日本では「イタリア版卵かけご飯」などとも言われているぐらい簡単に作れちゃう料理なのです。用意するものはパスタとバターと粉チーズ、黒こしょう、魚醤だけです!パスタを茹でたら後は混ぜるだけなので忙しい日にも嬉しい時短料理です。

カセ
何より簡単に作れるが嬉しいポイント!

用意する材料

二人分の材料でご紹介します。

  • 粉チーズ…大さじ3
  • バター20g
  • 魚醤…小さじ2
  • 黒こしょう…少々

魚醤は「しょっつる」「いしり」「いしる」「いかなごしょうゆ」など様々な種類がありますが、どれもみな塩分濃度の高い魚介風味の調味料なのでレシピ通り使用していただいて大丈夫です。ただし、魚醤は塩分濃度が非常に高いので入れすぎないようご注意ください。(一般的な醤油の塩分濃度が16%前後なのに対し、魚醤は20~25%ほど)

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魚醤は塩気が強いのでキッチリ計量して入れましょう

スパゲッティの茹で方

  • スパゲッティ(1.6mm)…160g(一人分80g)
  • 水…2リットル
  • 塩…20g

鍋にたっぷりの水2リットルを入れ、塩分濃度が1%になるように塩20gを入れて火にかけます。沸騰したら麺を入れ、表記時間よりも1分短く茹でましょう。パスタブォーロは何といってもアルデンテにしなければいけません!(アルデンテ=芯の残る少し硬めの状態、程よくコシがあって美味しい)

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麺を少し硬めに茹でるのがポイントなんですね

パスタ・ブォーロの作り方

1.上記のやり方通りに麺を茹でます。茹で上がる直前のデンプンの溶けた茹で汁は後で使いますので、おたま一杯分だけ別皿に取り分けます。

2.茹でた麺をボウルにあけ、粉チーズ大さじ3、バター20g、黒こしょう、魚醤小さじ2、茹で汁大さじ1を加えてよくかき混ぜます。

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温かいうちに手早くかき混ぜましょう。冷めるとチーズ・バターが固まってしまいます。
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熱々の茹で汁を大さじ1加えることで、バターとチーズが馴染みやすくなります。

麺とバター、粉チーズを混ぜます

3.皿に盛り付けて完成です。

パスタ・ブォーロ 全体




パスタ・ブォーロのコツ、ポイント

  • パスタ・ブォーロは麺を硬めに茹でるのが美味しいポイント!表記時間よりも1分短めに茹でましょう。
  • 魚醤は塩分濃度が高いため、入れすぎに注意しましょう。
  • 冷めるとチーズとバターが固まってしまうため、手早く混ぜましょう。熱々の茹で汁を大さじ1加えると馴染みやすくなります。

カセから一言

通常、パスタ・ブォーロは塩を加えて味を整えるのですが、今回は塩の代わりに魚醤を使ってみました。魚醤独特の魚介の旨味成分がたっぷり味わえる一品となっております。簡単手軽に作れて、バターとチーズ、魚醤の風味が絶妙にマッチする一品です。

カセ
それではまた別のレシピでお会いしましょう。

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