今日からすぐできる!アヒージョソースの手作りレシピ

えびのアヒージョ
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【この記事を書いた人】カセ
元調味料販売員。「お客さんに知ってもらうためには料理できないと!」という思いから料理を始めました。料理のレシピ、気付きなどを忘れないようにブログにメモしております。⇒【詳しいプロフィールはコチラ

こんにちは、調味料の販売をしながら料理の勉強をしているカセです。

最近話題を呼んでいるスペインの名物料理アヒージョ。味はもちろん、見た目もお洒落!できるなら自宅で作りたくなる一品ですよね。でも、アヒージョのソースって何を入れればいいのかわからないし、何だか難しそう…、そう思っていませんか?

実はアヒージョソースは自宅で簡単に手作りできるのです!しかも調味料も揃えやすい物ばかりですので今日からすぐにできます。今回は手作りアヒージョソースのレシピについてご紹介します。

カセ
難しそうに見えるアヒージョですが、実はとっても簡単なんです




市販の「アヒージョの素」を使うのはもったいない!

先日、スーパーに買い出しに行った時に市販の「アヒージョの素」という商品が販売されていたんですね。で、裏面の作り方を見て驚きました。アヒージョの素を使ったレシピは大体以下のようになっていました。

  • オリーブオイルを別に用意し、鍋にアヒージョの素と一緒に入れます。
  • 具材を入れて煮込みます。

というような作り方になっています。

ちょっと待ってこれ…

あと一手間加えるだけで簡単に手作りアヒージョソースになるよ!?

「アヒージョの素」なんて名前が付いてるから難しそうに見えますが、手作りするのはもう本っっっ当に簡単なんです!ニンニクも赤唐辛子も生の物を使うから風味が全然違います!

一手間加えるだけで簡単に美味しいアヒージョになるから是非みんな試してみて!

カセ
こんな簡単な粉末を売ってるなんて食品会社凄いな…って驚きました

手作りアヒージョソースに必要な材料

 

一から手作りするアヒージョソースと言っても特別な材料はほとんどありません。下記でご紹介する5種類の食材でほとんどのアヒージョをカバーできます。

【アヒージョソースの材料】1~2人分

  • オリーブオイル…40ml
  • ニンニク…1片(もしくは小2片)
  • 赤唐辛子…1本(もしくは小2本)
  • 塩…適量
  • 黒コショウ(もしくはコショウ)…適量
カセ
ほとんどのアヒージョはこれだけでバッチリ味が決まります!

材料はこれだけなんです!私も今までアヒージョレシピを16種類ぐらい作ってきましたが、ほぼこれだけで満足に作れます。市販のアヒージョの素との違いは、ニンニク・赤唐辛子・塩・コショウだけですよね。「コレなら何だか私でも作れそう…」そう思いませんか?そう、簡単に手作りできるのです!

しかも、生のニンニクと赤唐辛子を使いますので市販のアヒージョの素よりも鮮やかな風味が生まれます。たったこれだけの違いなので是非試して欲しいのです!

手作りアヒージョソースの作り方

手作りアヒージョソースと言っても、具材を順番に入れるだけなのでとっても簡単です。今回は例としてエビを使ったアヒージョの作り方でご紹介します。

【エビのアヒージョの作り方】

1.まず初めに、ニンニク1片を薄くスライスし、赤唐辛子1本を四等分にカットします。

2.鍋にオリーブオイル、スライスしたニンニクを入れて弱火にかけます。

オリーブオイルとニンニク

3.ニンニクの周りに細かい泡が立ち始めたら、四等分にカットした赤唐辛子を加えます。

オリーブオイルと赤唐辛子

4.ニンニクがきつね色になったら、具材を加えます。今回は例としてボイル済みのエビを加えます。

オリーブオイルとえび

5.エビを入れたら塩・黒こしょうで味付けをしましょう。

6.オリーブオイルを全体に絡ませるようにかき混ぜながら、軽く1~2分サッと煮込みます。(既に下茹でしたエビを使っているのでサッとで大丈夫です。)

7.火から降ろし、お好みで刻んだイタリアンパセリを散らして完成です。

エビのアヒージョ

手作りアヒージョソースのコツ・注意点

  • ニンニクと赤唐辛子は強火で長時間煮込むとすぐに黒焦げになってしまいますので弱火で煮込みましょう。
  • 赤唐辛子は一本でも十分に辛いので、苦手な人は半量にするか、そもそも入れずに作るのが良いでしょう。
  • ソースとは直接関係ないですが、海鮮系の具材は必ず熱湯で下茹でしてからオリーブオイルで煮込むようにしましょう。冷凍のまま入れると水が溶けだして水っぽくなる場合があります。詳しくはコチラ→アヒージョが水っぽい、味が薄いのは何が原因?

アヒージョソースを美味しくするのは魚介類のダシ?

エビ

オリーブオイル、にんにく、赤唐辛子だけでも十分に美味しいアヒージョですが、やはり海鮮具材を使うと美味しさが全然違います。エビ、イカ、タコのアヒージョなどは昔から本場スペインでも定番の具材となっていますので間違いのない食材と言えます。

野菜だけ(マッシュルーム、ジャガイモ、オクラなど)のアヒージョももちろんありますが、海鮮ダシが無いとやはり物足りなくなってしまうのも事実です。

カセ
魚介を加えるだけで味が全然違ってきます 

海鮮ダシの溶けだしたアヒージョソースの残りはとっても美味しいため、パンやバゲットを浸して食べたり、そのまま茹でたパスタと和えても美味しく食べられます(有名なペペロンチーノなどはオリーブオイル、にんにく、赤唐辛子で味付けするため、アヒージョソースとほとんど同じ材料なのです)。詳しくはコチラ→アヒージョの残りオイルで作る絶品レシピとオイルの保存方法

カセ
旨味が溶けだしているので、捨てずにパスタなどと一緒に和えると美味しく食べられます。

 

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まとめ

いかがでしたか。今回は手作りアヒージョソースのレシピについてご紹介しました。一見難しそうに見えるアヒージョですが、その作り方はとっても簡単。オリーブオイル→にんにく→赤唐辛子→具材→塩・黒コショウ(もしくはコショウ)の順番で入れるだけです。生のニンニクと赤唐辛子を煮込むため、市販のアヒージョの素よりも新鮮な風味が楽しめます。

また、魚介類から出るダシもアヒージョには重要なポイント!コクと美味しさがグッと深まります。エビ、イカ、タコなどの具材がオススメです。食べ終わった後の残ったオリーブオイルには旨味が溶けだしているため、パンやパスタに付けると美味しく食べられます。