緑黄色野菜の代表的な存在、ニンジン。カロテン・カリウム・カルシウムが豊富に含まれており、免疫力アップや、皮膚や粘膜を強くし、ガン、心臓病、動脈硬化などに効果があると言われています。また、日本の定番料理に欠かせない食材であり、カレーやシチュー、肉じゃがなどはニンジン無しでは語れません。今回はニンジンをより美味しく食べるために、良いニンジンの選び方、旬の時期、保存方法についてご紹介いたします。
良いニンジンの選び方
表面が滑らかで、ニンジン特有の赤みが強く、ハリのあるものを選びましょう。また、ニンジンのてっぺん(葉の付け根の断面)を確認し、色が黒ずんでいるものは収穫されてから時間が経っているため避けましょう。ニンジンの大きさに対し、断面が大きいほど、葉に栄養分が流れてしまっているため、断面ができるだけ小さい物を選びましょう。ニンジンに葉が付いている場合は、時間経過とともに、葉に栄養が流れてしまうためすぐに切り落としましょう。
ニンジンの旬の時期
ニンジンは通年出荷されていますが、美味しいのは春夏ニンジンと冬ニンジンです。春夏ニンジンの旬は4月~7月で千葉、徳島、愛知などで生産されます。特に4月~5月の新ニンジンが甘みがあり美味しいとされています。冬ニンジンの旬は11月~12月です、千葉、茨城、愛知などで生産されます。
ニンジンの保存方法
ニンジンは蒸れたり湿ったりすると傷みやすいので、袋に入れるか新聞紙に包んで野菜室で保存しましょう。この時、土中と同じ姿勢の方が長持ちするため、野菜室で立てて保存するのが理想的です。
カットしたニンジンは断面から水分が漏れ出るため、断面をラップなどで隙間なく包み、野菜室で保存しましょう。
ニンジンを使った料理・レシピ
マヨネーズ風味のマカロニと野菜が美味しいマカロニサラダ。
ほくほくのジャガイモ、ニンジンとキュウリ、マヨネーズが絶妙にマッチします。
ササミ風味の鶏胸肉があっさり美味しいサラダ。疲労回復にも効果的です。
シャキシャキ野菜をオイルドレッシングであっさり食べたいときにオススメ!
トマトスープと野菜のうま味をギュッと詰め込んだ、イタリアンの定番スープ。