パスタの定番人気といえばトマトソース!本場イタリアでも昔から長く愛されています。ご家庭で作るのはちょっと難しそうで、ついつい市販のパスタソースを使いがちですが、是非手作りでトマトソースを作ってみてください。食材の新鮮な風味が残っているので市販の物とは段違いの美味しさです。今回はおうちで作れる本格トマトソースのパスタをご紹介します。
用意する材料
二人分の材料でご紹介します。
- ホールトマト(缶詰)…1缶(400g)
- バジル…7枚
- にんにく…2~3片(15g)
- 水…100ml
- オリーブオイル…50ml
- 砂糖…6g
- 塩…5g
- バター(お好みで)…適量
- パルメザンチーズ…適量
- ベーコン…70g
- マッシュルーム…60g
使用するのはホールトマト(トマトの形がそのまま残っているもの)が理想ですが、無ければカットトマト(トマトをスライスした缶詰)でも構いません。
スパゲッティの茹で方
二人分の材料でご紹介します。
- スパゲッティ(1.6mm)…160g(1人分80g)
- 水…2リットル
- 塩…20g
トマトソースパスタの作り方
1.ホールトマトをボウルにあけ、なめらかになるまで潰します。硬い部分があれば取り除いてください。
2.にんにくは1cm程の薄切りにします。バジルの茎は硬く、食べた時に口の中に残ってしまうので取り除いてください。茎を取った後に細切りにします。
3.鍋にオリーブオイルを入れ、中火にかけます。温まったらにんにくを入れ、少し色づくまで火を通します。(オイルの温度が高すぎるとにんにくが焦げてしまいますので注意しましょう。)
4.にんにくが色づきはじめたら、バジル、トマト、水100mlを手早く加えて混ぜます。
5.沸騰し始めたら砂糖、塩を加えて混ぜます。味を見て物足りなければ調節しても大丈夫です。
6.沸騰しているのを確認して弱めの中火に落とし、焦げないように混ぜながら15分程煮込みます。鍋の底面、側面は特に焦げやすいのでヘラ等で押し当てるように混ぜてください。
7.トマトソースは最初は粘り気のある泡を出しますが、次第に小さくてすぐはじける泡に変化します。小さい泡になったら完成です。
8.スパゲッティを茹で始めます。トマトソースと絡める時に火を通しますので、表記より1分短く茹でてください。スパゲッティが多いとソースと絡める時に味にムラが出て失敗しやすくなりますので二人分までが良いでしょう。
9.フライパンにサラダ油を敷き、ベーコン、マッシュルームを炒めます。
10.フライパンにトマトソースをうつし、ベーコン、マッシュルームと混ぜます。この時、スパゲッティのゆで汁を100ml加えてスパゲッティが絡みやすい状態にします。中火にかけて煮立てておきます。
11.スパゲッティが茹で上がったらお湯を切り、トマトソースに加えて混ぜます。
12.水分を飛ばしながら強火で60秒~90秒混ぜます。スパゲッティがソースと絡む前に水分が無くなり、焦げそうになったら茹で汁を適宜足します。
13.最後にバター、パルメザンチーズを順番に加え、その都度馴染むまでかき混ぜます。
14.スパゲッティを器に盛り、ちぎったバジルをお好みで散らして完成です。
トマトソースのパスタ コツ・ポイント
スパゲッティの量が多いとトマトソースと上手く絡まらず味にムラが出てしまいますので、スパゲッティの量は一度に二人分までにしましょう。ご家族が多い場合は、トマトソースを多めに作り、スパゲッティを二人分ずつ茹でて作るのが理想です。トマトソースを多めに作る際は、分量に応じて煮詰まるまでの時間が変わるため、煮込む時間を適宜増やしてください。