【オリーブオイルの種類について】料理に合わせた使い分け

オリーブオイル
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【この記事を書いた人】カセ
元調味料販売員。「お客さんに知ってもらうためには料理できないと!」という思いから料理を始めました。料理のレシピ、気付きなどを忘れないようにブログにメモしております。⇒【詳しいプロフィールはコチラ

パスタにサラダ、ドレッシング、スープと調理法の多いオリーブオイル。美味しくて健康にも良いとい理由から最近注目が高まっております。でもお店で見るとピュアオリーブオイルやエキストラバージンオイルなど見慣れない種類も多く、どの料理にどのオイルを使えば良いのか迷ってしまいますよね。そこで今回はオリーブオイルの種類と、料理に合わせた使い分け方をご紹介いたします。




オリーブオイルの種類

オリーブオイルは世界各国で愛されており、流通量も非常に多いため、国際基準でしっかりとランク分けされております。国際基準では8等級に分けられていますが、日本では「エキストラバージンオイル」「ピュアオリーブオイル」「オリーブポマースオイル」の三つが主流となっています。


エキストラバージンオイル

オリーブ果実の一番搾りをバージンオイルと言い、その中でも各種検査された最高ランクの物をエキストラバージンオイルと言います。店頭で販売されている最も高価なオリーブオイルがこの種類になります。化学処理や熱処理がされていないため、果実の風味をダイレクトに味わうことができます。

エキストラバージンオイルその特徴から風味を逃がさない食べ方、火を加えない食べ方が良いでしょう。サラダのドレッシングや、生魚、スープの仕上げなどの使用がオススメです。

エキストラバージンオイルを使った料理・レシピ

【オイルの風味を味わうサラダのドレッシングにオススメ】

シーザードレッシング イタリアンドレッシング サルサドレッシング

【パスタの仕上げ、香りづけにオススメ】

ペペロンチーノ ボンゴレ トマトソースパスタ


ピュアオリーブオイル

オリーブを化学的に精製した精製オリーブオイルと、バージンオイルを配合したものがピュアオリーブオイルです。オリーブオイル独特の青臭さ・キツさが苦手な方にはマイルドなピュアオリーブオイルがオススメです。店頭で最も多く出回っているのがこのピュアオリーブオイルになります。価格はエキストラバージンオイルよりも控えめ。

エキストラバージンオイルよりも熱に強いため、揚げ物や火を通す調理にオススメです。




ピュアオリーブオイルを使った料理・レシピ

【オリーブオイルで野菜や海鮮を煮るスペインの名物料理、アヒージョにオススメ】

エビのアヒージョ ジャガイモのアヒージョ 鶏もも肉のアヒージョ

【スープとともに煮込む、スープ料理にオススメ】

ミネストローネ コーンチャウダー


オリーブポマースオイル

ピュアオリーブオイルで使う精製オリーブオイル、その搾りかすからさらにオイルを絞ったものが精製オリーブポマースオイルとなります。この精製オリーブポマースオイルとバージンオイルをブレンドしたものがオリーブポマースオイルとなります。ピュアオリーブオイルよりもさらに風味が落ち、価格も安価な油となります。

とにかくコストパフォーマンスに優れるため、飲食店など大量に必要とされる場で使われています。