こんにちは、食品調味料を販売しながら料理の勉強をしているカセです。
昨夜は家族で美味しくすき焼き!でもすき焼き作りに買った市販のたれが残ってしまった…そんな経験はありませんか?私もこんなこと↓をしたのですき焼きのたれが余りに余っています。
こんなこと→すき焼きのたれ食べ比べ【一番美味しい商品は!?】
もう当分すき焼きはやらないし、かといって冷蔵庫にずっと置いておくのも嫌ですよね。実はすき焼きのたれは色んなアレンジレシピに使えて、水で割るだけなので簡単に作れちゃいます。今回は市販の「すき焼きのたれ」を使ったアレンジレシピをご紹介いたします。
すき焼きのたれアレンジレシピ:丼物
一番最初にオススメしたいのが「丼物」です。丼物というのは大抵(牛丼、豚丼、かつ丼、親子丼、天丼など)、醤油・砂糖・みりん・酒・ダシの組み合わせによって味付けが決まります。実はこれは市販のすき焼きのたれに使われている原料とほとんど同じになります。したがって、これらの丼物はすき焼きのたれを水で薄めて調整するだけで簡単に作れます。
しかも、薄めるだけなのでとっても簡単。慣れていない方でもバッチリ味が決まるのが嬉しいポイントです。実際にカセが作って「間違いない!」と思ったアレンジレシピをご紹介します。
牛丼
一番のオススメは何といっても牛丼です。牛丼チェーン店が全国に沢山あることを考えれば人気の理由も頷けます。すき焼きのタレと水を2:1で合わせればバッチリ味が決まります。調理が簡単なのが最大のポイント!男の子やご主人も大喜びの一品です。
豚丼
牛丼とほとんど同じレシピで作れる豚丼。牛肉を豚肉に変えるだけでOKです。すき焼きのたれと水の分量も2:1で変わりません。味付けが全く一緒で大丈夫…?と心配になるかもしれませんが、肉を変えるだけで驚くほど風味が変わります。牛丼と並んで圧倒的な男性人気の丼料理です。
親子丼
こちらも簡単に作れて人気が高い親子丼です。すき焼きのたれと水の分量は2:1でOKです。玉ねぎと鶏肉を煮込み、最後に卵をかけるだけで完成です。ただし、卵を半熟に煮る工程だけ慣れが必要かもしれません。
かつ丼
ガッツリ食べたい男性に大人気なのがコチラのかつ丼です。疲れて帰ってきた時にかつ丼が出てきたら「なんて素晴らしい奥さんなんだ…!」と泣いて喜ぶこと間違いなしです。スーパーの総菜売り場に売っているとんかつに玉ねぎを加え、すき焼きのたれと水を1:1で合わせるだけで簡単に作れます。
天丼
コチラも好きな人はとことん好きな天丼。ちなみに私は天丼が一番好きです。天ぷらを揚げるところから始めると非常に大変ですが、コチラもスーパーの総菜売り場に売っている物を選べば簡単に作れます。すき焼きのたれと水を3:1の分量で少なめに作り、上からかけて味付けしましょう。甘い味付けが好みの方は、砂糖やみりんを足しても良いでしょう。
すき焼き丼
すき焼きをそのまま丼に乗せてしまったのがコチラのすき焼き丼です。材料が余っていたり、前日のすき焼きが残っていればそのまま乗せてしまっても良いかもしれませんね。すき焼きの汁と生卵が染みこんだご飯が絶妙にマッチします。すき焼きのたれと水は2:1で混ぜ合わせましょう。
すき焼きのたれアレンジレシピ:煮物料理
次にオススメなのが煮物料理です。今回ご紹介する煮物は、煮汁に醤油・砂糖・みりん・酒・ダシを使っているため「市販のすき焼きのたれ」とほとんど同じ原料になります。そのため、水で薄めるだけで簡単に作れます
「丼と同じ味付けにならない…?」と心配する声が聞こえてきそうですが、肉の風味や野菜の水分によって味が変わるため、全然違う味付けになりますのでご安心ください。
肉じゃが
すき焼きのたれで作る最も有名なアレンジレシピと言えばやはり肉じゃがでしょう。甘い煮汁が染みこんだジャガイモは絶品です。味付けはすき焼きのタレと水が1:3となります。丼物よりは野菜を煮込む手間がかかるため、多少時間のかかる料理と言えます。
筑前煮
肉じゃがよりもさらに根菜を増やした「美味しくて体にも優しい」家庭的な料理です。家族の健康まで気遣わなければいけないお母さんにとって嬉しい一品と言えます。すき焼きのたれと水は1:3で混ぜ合わせましょう。肉じゃがよりもさらに硬い具材が多いため、煮込み時間がかかるのが気になる点です。
ブリ大根
肉料理ばかりだったので、魚料理のご紹介も。すき焼きのたれと水を1:3で混ぜ、生姜を加えることで美味しいブリ大根が作れちゃいます。ただし、ブリはそのまま入れると生臭さが残るため、一度下茹でして水で洗いしましょう。甘い味付けが好みの方はみりんを加えると良いでしょう。
肉豆腐
「すき焼きを食べたいけど、こってりしてて食べづらい…」という方には肉豆腐がオススメです。すき焼きとほとんど同じ味付けで、入れる具材も牛肉、豆腐、長ネギ、しめじ、水菜と似通っています。肉豆腐は豆腐がメインとなるため、すき焼きと比べてさっぱり食べられるのが特徴です。
まとめ
いかがでしたか。今回は残った「すき焼きのたれ」で作るアレンジレシピをご紹介しました。ご紹介した丼物や煮物は、味付けが「すき焼きのたれ」とほとんど同じため、たれを水で薄めるだけで簡単に作れてしまうのが大きな魅力です。
すき焼き作りで「すき焼きのたれ」が余ってしまったら、今回ご紹介したアレンジレシピを是非お試しください。