「貰いもので魚醤をいただいたけど、どうやって使えばいいのかしら…?」と悩んでいませんか?独特の香りのある魚醤ですが、魚の旨味成分がたっぷりと詰まった魚醤は万能調味料!特に炒め物に使えば、魚醤独特の香りが飛んで、旨味成分を美味しく堪能することができます。そう、チャーハン作りに魚醤はピッタリなのです。今回は魚醤を使った絶品チャーハンの作り方をご紹介いたします。
※しょっつる、いしる、いしり、いかなごしょうゆなどは原料の魚こそ違いますが、すべて魚醤の分類に含まれますのでレシピ通りご使用いただけます。
用意する材料
二人分の材料でご紹介します。
- 卵…2個
- ご飯…茶碗2杯分(350g)
- 厚切りハム…20g
- 長ねぎ…1/2本
- サラダ油…大さじ2
- 料理酒…小さじ1
- 魚醤(しょっつる、いしる、いしり、いかなごしょうゆ等)…小さじ4
魚醤は醤油よりもさらに塩分が強く塩辛い味になっていますので、チャーハン一人前にたいして小さじ2以上入れないように注意しましょう。入れすぎると塩辛くなってしまいます。
卵チャーハンの作り方
1.長ネギを輪切りにしたあと、細かくみじん切りにします。ネギをボウルにうつし、魚醤、料理酒を加えてよく混ぜます。
2.厚切りハムを5mm角ほどに小さく切ります。
3.フライパンを強火で温めてから、サラダ油を加えて馴染ませます。溶き卵を入れ半熟になるまでかき混ぜながら加熱します。チャーハンは火力が大事ですので、以後の手順は全て強火で調理します。飲食店の厨房と違い、ご家庭のコンロは火力が低くフライパンを振ると熱が逃げてしまうため、極力振らずに調理しましょう。
4.卵が半熟になったらご飯を入れて、お米一粒一粒に卵がしっかり馴染むようイメージしながら炒めます。
5.ご飯の水分が飛んでパラパラになったら、1と2で作っておいた長ネギ、魚醤、厚切りハムをフライパンに加えて炒めます。
6.ご飯に味がよく馴染んだところで火からおろし、お玉で盛り付けてチャーハン完成です。
卵チャーハン(炒飯)のコツ・ポイント
- 魚醤は醤油よりも塩分濃度が高いため、しょうゆの感覚で入れないように注意しましょう。チャーハン一人前に対して小さじ2(10ml)が良いでしょう。
- チャーハンを炒める際は最初から最後まで強火で炒めます。フライパンが十分に温まってからサラダ油、卵を加えましょう。
- 卵が半熟になってからご飯を加えるのがポイント!油を吸った卵がご飯によく絡みます。
- 元々のご飯が柔らかいと、完成したチャーハンもべちゃっとしてしまう恐れがありますので、電子レンジなどで余計な水分を飛ばしてから入れましょう。
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