魚醤を使った絶品ペペロンチーノの作り方、レシピ

ペペロンチーノ
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【この記事を書いた人】カセ
元調味料販売員。「お客さんに知ってもらうためには料理できないと!」という思いから料理を始めました。料理のレシピ、気付きなどを忘れないようにブログにメモしております。⇒【詳しいプロフィールはコチラ

「お土産・贈り物で魚醤(いしり、しょっつる、いかなごしょうゆなど)をもらったけどどうやって使っていいのかわからない…」とお悩みの方、ご安心ください。味は醤油に似ておりますが、塩気が強く、魚の風味が味と香りに色濃く出ているのが魚醤です。今回は魚醤を使った簡単美味しいペペロンチーノの作り方をご紹介致します。濃い口の醤油とだしが入ったような日本人好みの和風ペペロンチーノに仕上がります。

※しょっつる、いしり、いかなごしょうゆは全て魚醤の種類であり、味の傾向が似ているためほぼ同様の分量でお使いいただけます。




用意する材料

二人分の材料でご紹介します。

  • にんにく…2片
  • 赤唐辛子…1本(辛いのが苦手な方は0本~0.5本にしましょう)
  • オリーブオイル…大さじ3
  • 魚醤…小さじ2

魚醤は非常に塩分の強い醤油のような味ですので、きっちり量を計って使用しましょう。小さじ2は約10mlです。二人前に対して赤唐辛子一本でもかなり辛味が強いので、苦手な方は0本~0.5本にしましょう。

スパゲッティの茹で方

二人分の材料でご紹介します。

  • スパゲッティ(1.7mm)…160g~200g
  • 水…5リットル
  • 塩…40g

調理の際に塩、こしょうで味付けをしないペペロンチーノは、茹で汁に多めに塩を入れて茹でながら麺に塩味を付けます。しかし、今回の和風ペペロンチーノは後から魚醤を入れるため、通常のペペロンチーノよりも塩を少なめで味を調整します。

鍋にたっぷりの水5リットルと塩40gを加え、麺全体がつかるようにして表記時間よりも1分短めに茹でます。これは後でフライパンでオリーブオイルと麺を和えるため、余熱で火が通るためです。

和風ペペロンチーノの作り方

1.にんにくの皮をむき、芽を切り取ってから縦に半分に切ります。赤唐辛子は半分に切りましょう。

2.鍋に湯を沸かし、たっぷりのお湯と少量の塩で麺を茹で始めます。後から魚醤を入れるため、通常のペペロンチーノよりも塩を少なめにゆでましょう。茹で時間はスパゲッティの袋の表記時間より1分短めにしましょう。

3.麺が茹で上がったら、ザルに取りましょう。茹で汁は後で使うので、お玉一杯分ぐらいを別皿に分けておきます。

4.フライパンにオリーブオイル、にんにく、赤唐辛子を入れ中火で温めます。にんにくを焦がさないように注意しましょう。

オリーブオイルとにんにくを炒めます

5.にんにくの周りに細かい泡が立ち始めたら、スパゲッティ、茹で汁、魚醤小さじ2を加えて全体を和えるようにして炒めます。茹で汁は麺を入れるのと同じタイミングで入れると良いでしょう。麺より先に入れると油が跳ねる場合があります。茹で汁とフライパンの中のオリーブオイルが1:1ぐらいになるように茹で汁の量を調整して入れましょう。30秒~1分ほどサッと和えればOKです、炒めすぎないように注意しましょう。

オリーブオイルと麺を和えます

6.火を止めて味見をし、お好みで仕上げにオリーブオイルを回しかけて完成です。冷めると味が落ちますので、なるべく熱々のうちにたべましょう。

ペペロンチーノ




和風ペペロンチーノのコツ・ポイント

  • 後から魚醤を入れるため、少な目の塩で麺を茹でましょう。
  • 茹で上がる直前の、デンプンの溶けだした茹で汁を別皿に取っておきましょう。
  • 麺とオリーブオイルを混ぜる際に一緒に茹で汁を入れると、オイルが麺によく絡みます。
  • 茹で汁の量はオリーブオイルと1:1ぐらいになるように調節しましょう。
  • 魚醤は醤油よりも味が濃いため、きっちり分量を量って入れましょう。小さじ2(10ml)となります。
  • フライパンの上で麺を長い時間炒めてしまうと、水分が飛んでしまうため、30秒~1分ほどでサッと和えましょう。
  • 冷めると味がガクンと落ちるため、熱々のうちに食べましょう。

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